最近、アウトドア用のチェアとテーブルを買ったようですね?
そうそう、ヘリノックスっていうブランドのアイテムだよ。
キャンプなどアウトドア人気が高まっているようですもんね。
そのヘリノックスはどんな点が良いんですか?
じゃあ、ヘリノックスのおすすめポイントを紹介するね。
目次
コロナ禍によるアウトドア人気の高まり
コロナ禍による人々の変化のひとつに「アウトドア需要の高まり」があります。
「ステイホーム」や「おうち時間」など家の中で楽しく快適に過ごしたい気持ちが高まった一方、コロナ疲れなどから屋外で過ごしたいという需要も高まっているようです。
先日、仕事関係でアウトドア用品の担当者さんから話を聞く機会がありました。やはりアウトドア人気の高まりによってどこのキャンプ場も予約でいっぱいだったり、アウトドア用品の品切れも多くて欲しいアイテムもなかなか購入できない状況だそうです。
私自身もここ最近、アウトドア志向が高まっています。毎日、自宅の仕事部屋で過ごす時間が多いので、たまにはベランダや屋外などで過ごして気分転換したい気持ちがあります。
人気アウトドアブランドのヘリノックスとは
そんな思いから、ヘリノックスというアウトドアブランドの「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」を購入しました。
本記事ではヘリノックスとはどんなブランドなのか、「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」のおすすめポイント、などを紹介します。
ヘリノックスの特徴
ヘリノックスのアウトドア用品は「高強度」「軽さ」「携帯性」を特徴としています。
パッと見ただと、アメリカやヨーロッパのブランドのようにも思えるヘリノックスですが、実は韓国のメーカーです。DACという韓国のテントポールメーカーがあり、その子会社に当たるのがヘリノックスです。DACは軽量アルミテントポールのトップメーカーであり、その技術はヘリノックスの製品にも生かされています。
ヘリノックスではチェア、テーブル、コット、テント& タープ、など様々なアイテムを扱っています。
Helinox( ヘリノックス )は高強度、軽さ、驚異的な携帯性を兼ね備えた革新的なチェア等の製品をデザインしているブランドです。どこへでも持ち運びができる軽量さと1日中使用できる快適さを合わせ持ち、その優れたデザイン性でアウトドアファニチャーの進化をリードし続けています。
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
ヘリノックスには3種類のシリーズ
ヘリノックスには「基本シリーズ※」「ホーム・デコ&ビーチ」「タクティカルサプライ」いう3種類のシリーズがあります。
※基本となるシリーズは固有のシリーズ名が付いていないので本記事では便宜上「基本シリーズ」と呼んでいます。
基本シリーズ
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
ヘリノックスの基本となるシリーズで、固有のシリーズ名は特に付いていません。ヘリノックスを代表する定番モデル「チェアワン」やハイタイプの「サンセットチェア」、ロータイプの「グラウンドチェア」など多彩なラインナップが揃っています。基本シリーズだけあって、もっとも「アウトドア感」のあるシリーズです。
ホーム・デコ&ビーチ
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
ホーム・デコ&ビーチは、アウトドアシーンだけでなく室内など日常シーンでの使用も想定したシリーズです。基本シリーズのモデルをベースに、素材やカラーなどが異なっていて「おしゃれ感」が高まったシリーズです。
ホーム・デコ&ビーチは、日常生活のなかにエッジの利いたアウトドア・テクノロジーをもたらします。リビングからキャンプ場まで使用シーンを選ばず、その日の気分や用途でシームレスに使い分けることができます。豊富なカラーバリエーションや多様な製品ラインナップから用途や気分にピッタリの製品を選ぶことができます。
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
タクティカルサプライ
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
タクティカルサプライは、ブラック・グリーン・迷彩柄といったミリタリーカラーや、タクティカルサプライだけの機能を追加したシリーズです。アウトドアを超えた「ミリタリー感」強めのシリーズです。
タクティカルサプライは、クラシックなヘリノックス製品の多くにミリタリーなカラーと機能をもたらします。タクティカルサプライにしかない機能もあり、スタイルと機能を両立させたラインナップです。もちろん、軽量アルミテントポールのトップメーカーであるDACが展開した、高強度、最小重量、驚異的な携帯性を兼ね備えたイノベーティブな製品設計を継承しています。
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
ヘリノックスの販売代理店は2社
ヘリノックスの日本での販売代理店は「モンベル」と「A&F COUNTRY」の2社で取り扱っています。
実はそれぞれの会社で取り扱っている商品が異なります。定番モデルとなる基本シリーズは「モンベル」、ホーム・デコ&ビーチやタクティカルサプライは「A&F COUNTRY」で販売されています。
Amazonや楽天などで購入する場合は、もちろん他のスポーツ用品店やアウトドア用品店も販売していますが、正規の代理店は実は2社あることを覚えておきましょう。
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」を購入
私は「タクティカルサプライ」のモデルのうち、「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」を購入しました。タクティカルチェアとタクティカルテーブルにはそれぞれ「S/M/L」のサイズ展開があります。私はどちらも最も大きなLサイズを選びました。
タクティカルチェアL
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
■使用時サイズ:58cm×55cm×72cm(幅・奥行き・高さ)
■収納時サイズ:42cm×14cm×11cm(幅・奥行き・高さ)
■座面の高さ:37cm
■使用時重量:1075g
■収納時重量:1200g
■耐荷重:145kg
■フレーム素材:金属(アルミニウム合金)、樹脂、ヒンジ
■先端部素材:ナイロン
■張り材素材:ポリエステル
■収納袋素材:綿、ポリエステル
■表面加工:フレーム(アルマイト)
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
タクティカルテーブルL
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
●サイズ/W74.5×D57×H50cm、(収納時)W60×D17×H12cm、天板高:50cm
●重量/1590g(本体:1480g)
●付属品/収納袋
●耐荷重/50kg
■フレーム素材:金属(アルミニウム合金)、樹脂、ヒンジ
■先端部素材:ナイロン
■張り材素材:ポリエステル
■収納袋素材:綿、ポリエステル
■表面加工:フレーム(アルマイト)
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
タクティカルチェア&テーブルを購入した理由
数あるヘリノックスのアイテムの中から「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」選んだ理由は主に2点です。
【理由1】ミニマリスト=ブラック好き
ヘリノックスのアイテムにはモデルやカラーバリエーションが多数あります。しかし、生地もフレームもすべてブラックのカラーというアイテムは(一部を除いて)ほぼすべてが「タクティカルサプライ」のシリーズです。
下記に2021年10月現在、公式ページに掲載されているブラックのチェアとテーブルを挙げます。
【チェア】
- チェアワン
- タクティカルチェア L
- タクティカルチェア
- タクティカルチェア ミニ
- タクティカルサンセットチェア
- タクティカル スウィベルチェア
- タクティカル スピード スツール M
- タクティカルベンチ
- ビーチチェア メッシュ
【テーブル】
商品名を見ても分かる通り、ほとんどが「タクティカルサプライ」のアイテムです。
「基本シリーズ」のチェアワンには「オールブラック」があります。ちなみに「ブラック」の方は座面生地やフレームにヘリノックスのカラーでもあるブルーが入っているのでブラック1色ではありません。
「ホーム・デコ&ビーチ」にはベージュやグレーなど、ミニマリストが好みそうなカラーはあるもののブラックはほぼありません。
「ミニマリスト=ブラック好き」、ミニマリストといえばブラック好きが多いのではないでしょうか?私もブラックが大好きです。ブラックのアイテムが欲しい方はほぼタクティカルサプライの一択(もしくはチェアワンのオールブラック)となるでしょう。
【理由2】ミニマリスト=ガジェット好き
ヘリノックスの定番モデルに、ミリタリーテイストを加えたのが「タクティカルサプライ」のシリーズです。
カラーは先述のブラックの他、フォリッジ(グレー)、コヨーテ(黄色っぽい明るめのブラウン)、グリーン、マルチカモなど、まさにミリタリーです。
機能面では、よりタフな素材を使用していたり、収納するバッグを脚部に取り付けられたりと「タクティカルサプライ」ならではの機能もあります。
「ミニマリスト=ガジェット好き」、ガジェット好きなミニマリストはきっと多いはずです。私もガジェット類が大好きです。ヘリノックスのモデルの中で、いわゆる「ガジェット感」が特に強いのがタクティカルサプライのシリーズです。ガジェット好きなミニマリストにはぴったりです。
タクティカルチェア&テーブルのおすすめポイント
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」を実際に使ってみて感じたおすすめポイントを紹介します。
コンパクトに収納可能
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の収納時のサイズです。下がチェアで上がテーブルです。サイズ比較用にiPhoneを置きました。どちらもチェアやテーブルとは思えないほどコンパクトに収納できます。
収納時のサイズはそれぞれこちらです。
タクティカルチェア L:42cm×14cm×11cm(幅・奥行き・高さ)
- タクティカルテーブル L:60cm×17cm×12cm(幅・奥行き・高さ)
組み立てが楽々
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の中身はこの通りです。
タクティカルチェア L:フレーム、座面生地
- タクティカルテーブル L:フレーム、天板
ちなみにチェアのフレームに付いているボール状のものは床をキズ付けないためのオプションです(これについては後述します)。テーブルの天板は細長く折りたたむことができます。
「タクティカルチェア L」の組み立て
「タクティカルチェア L」のフレームを組み立てるとこのようになります。
フレーム同士はゴムで繋がっているので、バラバラになる心配はありません。
生地を取り付けて完成です。
収納袋は脚部に取り付けられるようになっています。
「タクティカルテーブル L」の組み立て
「タクティカルテーブル L」のフレームを組み立てるとこのようになります。チェアと同様のフレームで簡単に組み立てられます。
天板を支える2本の長いフレームはボール状態の先端に引っ掛ける形で取り付けます。
正式な使い方ではないかもしれませんが、チェアと同様に収納袋をこのように引っ掛けて使っています。
天板を取り付けて完成です。
1本指で持ち上げられるほど軽量
チェアもテーブルも一本指で持ち上げられるほど軽量です。
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の重量はこちらです。
タクティカルチェア L:1200g(収納袋含む)
- タクティカルテーブル L:1590g(収納袋含む)
数字で見るとわかりにくいかもしれませんが、実際に持ってみるとその軽さを実感できるはずです。収納時の持ち運びや、使用時の移動も楽々なのでとても使い勝手が良いアイテムです。
頑丈なフレーム
こんなにも軽量で細いフレームながら、その強度はとても頑丈です。それは、軽量アルミテントポールのトップメーカーであるDACのポールをフレームとして利用しているためです。
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の耐荷重はこちらです。
タクティカルチェア L:145kg
- タクティカルテーブル L:50kg
チェアの耐荷重が145kgというのは驚きです。テーブルも50kgまで耐えられるのであれば通常の使用ではまず問題ないでしょう。
作業するにはちょうど良い高さ
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の組み合わせを横から見ると、それぞれの高さ関係はこのくらいになります。
「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」の高さはこちらです。
タクティカルチェア L:座面高 37cm
- タクティカルテーブル L:天板高 50cm
実際にPC作業をしてみましたが、ちょうど良い高さでした。人によっては若干テーブルが低く感じるかもしれませんが、私にとってはちょうど良かったです。
タクティカルテーブルはサイズによって高さも異なります。「タクティカルテーブル M」の場合は天板高が38cmなので、チェアの座面とほぼ同じ高さです。「タクティカルテーブル S」の場合は天板高が30cmなので、チェアの座面よりも低くなります。
キャンプのときにコップを置くなどの使い方であればテーブルが低くても問題ありませんが、PCなどの作業をするという場合は「タクティカルテーブル L」の一択でしょう。
チェアの左右にはポケット
チェアの左右にはスマホなどを入れておくのにちょうど良いポケットがついています。地味ながらここにポケットあるのはとても便利です。このポケットはタクティカルチェアだけでなく、チェアワンをはじめ他のモデルにも付いているようです。
高級感があるブラック×ゴールドのロゴ
「タクティカルサプライ」のシリーズは「ブラック×ゴールド」のロゴが使われています。ブラックの中にアクセントそしてゴールドのロゴが入るのはとてもかっこいいです。
「タクティカルチェア L」と「タクティカルチェア L」の収納袋には、ロゴの下にそれぞれ「tac. chair L」「tac. table L」という刺繍が入っています。黒い袋に黒い刺繍、よく見ないと気付かないくらいのさりげないあしらいですが、これがまたおしゃれでもありますね。
タクティカルチェア&テーブルの使い道
私が普段、「タクティカルチェア L」と「タクティカルテーブル L」をどのように使っているか、どのように使いたいかを紹介します。
ベランダ
チェアとテーブルを購入した一番の理由は、ベランダで使用するためです。
私は普段、1日の大半を仕事部屋で過ごしています。座りやすいオフィスチェア、複数の大型モニター、スピーカーやヘッドホンなどの音響機器、など非常に整った作業環境で快適……ではあるのですが、ずっと室内にこもっているのも疲れてしまうものです。たまには気分転換のために、外で過ごしたいと思うことがあります。そんなときに、ベランダにチェアとテーブルを用意してMacBook1つだけを持っていけば、外で仕事ができてしまいます。
何度かやってみましたが、そのと光や空気を感じながら作業するのはとても気持ちいいです。ただし、午前中などは日の光が強すぎたりするので、日の向きや時間帯は考えないとですね。
室内
アウトドアだけでなく、室内で使うのもおすすめです。
私の場合、チェアは仕事部屋に置いていて、読書のときや気分転換のときに使っています。オフィスチェアは仕事用、タクティカルチェアはリラックス用といった感じです。座面が低く、足も伸ばせるので、とても快適です。
ときどき息子が仕事部屋に来ては、勝手にチェアに座ったりしています。このサイズのチェアとテーブル、息子が使うにはちょうど良いサイズでもありますね。
アウトドア
出典:Helinox(ヘリノックス)公式サイト
本来の用途はアウトドア用のチェアとテーブルなので、もちろんキャンプなどのアウトドアでも活躍します。
直近ではキャンプの予定はありませんが、近所の公園などに持っていってのんびり読書するのもいいなと思っています。収納すればリュックに収まるサイズと重さなので、持ち運びもしやすいのがヘリノックスならではの魅力ですね。ちょうど来週、家族で公園にいく予定なのでその際に持っていってみます。
※まだアウトドアでは使用したことないので、公式サイトからイメージ画像を拝借いたしました
アウトドア人気でどこの店舗も在庫切れ
冒頭でも少し触れましたが、最近のアウトドア需要の高まりによって、人気のアウトドア用品は在庫切れや品薄となっている店舗が多いようです。
私の場合、「タクティカルチェア L」は問題なく購入できましたが、「タクティカルテーブル L」はAmazon/楽天市場/Yahoo!ショッピングなど、どこのショップでも見つかりませんでした。ヤフオクやメルカリを見てみると、定価以上の高値で取引されていました。中には定価の2倍近くの値を付けた出品もあり、アウトドア人気の高さを実感しました。
結局、私はメルカリで「タクティカルチェアL」を購入しました。ほぼ未使用で状態の良い商品を¥21,700で購入できました。定価は¥20,350なので、中古品ながら新品の定価以上の価格ではありましたが、見つけられた中では最も安く購入できたのでまぁ良しとします。
これからアウトドア用品を購入される方、在庫切れで欲しい商品が買えない場合はメルカリやヤフオクなども活用してみるのがよいでしょう。
室内で使用する場合の注意点
チェアを室内で使うときに注意点があります。フローリングなどの床材によっては座った重みによって、床が凹んでしまう場合があるのです。私の場合もそうで、使用し始めてしばらくしてから気付きました。
こちらについては下記の記事を公開しています。室内での使用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
おわりに
以上、ヘリノックスのタクティカルチェアとタクティカルテーブルを紹介しました。
ヘリノックスの特徴である「軽量・コンパクト」な点、持ち運びが楽々だったり、収納時にスペースを取らないなどミニマリストにもメリットが大きいのではないでしょうか。
アウトドアチェアやテーブルの購入を検討されている方は本記事を参考にしていただけたらうれしいです。
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