2021/3/27(土)、ひのとりに初めて乗車して名古屋から大阪へ行ってきました。
この電車、2020年3月の運行開始ちょうど1年が経つのですが、これまで乗ってみたいと思いつつもなかなかその機会がありませんでした。今回、念願の初乗車を果たしたので、感想など含めて記事にしてみました。
乗ってみたいけどなかなか乗れてないという方もきっと多いのではと思います。今後のためにぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
「近鉄特急ひのとり」とは
近畿日本鉄道(近鉄)の特急電車です。
キャッチコピーは「移動時間を、くつろぎの時間へ。」。「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとした、これまでにない移動空間をもつ新型特急として2020年3月14日から運行開始しました。近鉄の区間のうち、名古屋〜大阪を運行します。
一般的に「ひのとり」と呼ばれていますが、型番としては「近鉄80000系」となります。



【公式サイト】
運行区間は「名古屋〜大阪」
近鉄のうち、名古屋〜大阪をむすぶ名阪特急で、近鉄名古屋駅と大阪難波駅を2時間7分で運行します。途中の停車駅は三重の津駅と大阪の鶴橋駅のみです。

料金は「レギュラー:4,990円 / プレミアム:5,690円」
有料特急なので通常の普通運賃に加えて、特急料金と「ひのとり」特別車両料金が必要です。近鉄名古屋駅〜大阪難波駅の料金はこちら。
- 普通運賃:2,860円
- 特急料金:1,930円
- 普通運賃:レギュラーシート 200円/プレミアムシート 900円
合計すると、
- レギュラーシート:4,990円(往復 9,980円)
- プレミアムシート:5,690円(往復 11,380円)
となります。
【運行情報・料金】
予約方法は3通り
予約・購入の方法は3つあります。
- インターネット
- 近鉄駅窓口
- 旅行会社
今回、私はインターネットで予約しました。全席指定席であったり、プレミアムシートについては席数が少なく時間によっては埋まってしまったりということもあるので、事前に予約するのがおすすめです。予約は「近鉄電車 インターネット予約・発売サービス」から可能です。こちらのサービスは会員登録なしでも購入可能です。好きな座席を選べたり、チケット発券不要となったり、3回まで無料で予約変更も可能だったりとメリットも多いので、乗車の際はぜひ利用してみてください。
【近鉄電車 インターネット予約・発売サービス】
https://www.ticket.kintetsu.co.jp/M/MZZ/MZZ20.do?op=pDisplayServiceMenu
日本を代表するデザイン会社「GKデザイン」によるデザイン
先進的な車体フォルム、深いメタリックレッドの塗装、快適なシート設計などのデザイン部分が特徴的な新型車両。日本を代表するデザイン会社とも言えるGKデザインによるもので、車両デザインはGKインダストリアルデザイン、ロゴデザインはGKグラフィックスといったGKデザイングループの企業が担当しています。2020年のグッドデザイン賞でグッドデザインベスト100にも選ばれています。

【GKデザイングループ 事例紹介】
【グッドデザイン賞2020】
充実の車内設備
行きはレギュラーシート、帰りはプレミアムシートを利用しました。

座席番号の横にランプが点灯しています。おそらくですが、予約されている席は緑、されていない席は青となっていたものと思われます。運行中、車掌が何度か見回りにきてましたがチケットの提示などは特になかったため、このランプをチェックしていたのではないかと思います。

車内販売のスペースです。コーヒーやちょっとした食料、記念グッズなどがありました。コインロッカーや一段上がったこの先はプレミアム車両です。写真には写っていませんが、共用のベンチスペースもありました。

帰りのプレミアムシートです。レギュラーシートは1列4席ですが、プレミアムシートは1列3席で前後も広めなので、ゆったりした空間でとても快適でした。レギュラーシートもそうでしたが、全席バックシェル採用ということで、背もたれを倒しても後席の人には影響がないような構造になっています。新幹線などで背もたれを倒すのに気を遣った経験は誰にでもあるのでは?そういった点が解消される素晴らしい構造でした。


レギュラーシートは座席調整は手動でしたが、プレミアムシートは電動です。フットレストまで付いていてとても快適でした。今回は使用しませんできたが、シートヒーターや手元を照らすライトもありました。

テーブルは前方にはなく、横から出す形です。半分サイズでも使用できるし、さらに広げて大きく使用することもできます。ちなみにレギュラーシートには新幹線のように前方からテーブルを出せる他、プレミアムシート同様に横からも出せる形でしたがテーブル自体はもう少し簡略的なものでした。


さいごに
今回の旅、そもそもはひのとりが大好きな息子のために実現させたものでした。
普段、線路を走るひのとりはよく見ている息子ですが、はじめて間近で見て、実際に乗車して、とても楽しめた……はずです。
車とも新幹線とも違い、のんびりした優雅な時間を満喫できました。とても良い思い出になり、親も子も大満足です。




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