【不満多数】納車4ヶ月のベンツ、早くも買替を検討?

【不満多数】納車4ヶ月のベンツ、早くも買替を検討?

2023/04/16

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息子
息子

父は最近、ネットで中古車探しばかりしていますね?
我が家は最近ベンツを買ったばかりですよ。

父

いやぁ、そのベンツだけと実は買替を検討しているんだよね……

息子
息子

え、なんでですか?
まだ納車して4ヶ月しか経っていませんよ。

父

この4ヶ月でいろいろと不満な部分が見えてきてさ……

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2022年12月にベンツを購入

2022年11月、動物との衝突事故により当時の愛車だったシトロエンDS5を損傷しました。修理費は100万円以上とのことで、悩んだ末にクルマを買い替えることにしました。

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購入したのは「メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン」。2022年12月に納車したので、2023年4月現在まで4ヶ月ほど乗ってきました。

【詳しくはこちらの記事】

納車から4ヶ月で数々の不満が……

ベンツが納車されてからまだ4ヶ月しか経っていませんが、いろいろと不満を感じる部分が出てきました。

それは、「不具合の多さ」「燃費の悪さ」「ボディカラー」です。

不具合の多さ

外車に乗る上で避けられないのは故障や不具合の多さ。外車は日本車よりも壊れやすいのは事実です。外車も一昔前と比べるとだいぶ壊れにくくなったものの、日本車には及びません。

ちなみに、海外の人からすると、外車が壊れやすいのではなく「日本車の壊れなさが異常」だと思われているそうです。

私が購入したベンツも例に漏れず、この4ヶ月間でいくつかの不具合がありました。

エアサスのリコール

私のベンツのサスペンションは、通常のスプリングによるものではなく「エアサスペンション」と呼ばれる空気によるものです。乗り心地が良いことに加えて、空気の量を調整することで数cm程度の車高を上げ下げが可能です。

そういったメリットの反面、故障が多いという悪評も多い厄介な部品でもあります。ちなみに故障した場合の修理費は1本あたり数十万円。もし4本全部修理したら100万円近い費用がかかる可能性もあるそうです。

このエアサスに関して、2022年12月にリコールの届出がありました。エアサスのコンプレッサーに不具合がある可能性のため、対象車種は部品交換で対応するとの内容でした。

私のベンツも対象車種に含まれていたので、ディーラーに持ち込んで部品交換をしてもらいました。リコール対応なので費用は発生しませんでした。これで、懸念していたエアサスのトラブルは解消されるはずです。

NOxセンサー不具合

ある日、エンジン警告灯が点灯しました。

ディーラーに点検してもらうと、原因は「NOxセンサーの誤作動」とのことでした。NOxセンサーとは、排ガスの中に含まれるNOxガス濃度を測定するセンサーです。規定のNOxガス濃度を超えるとセンサーが作動して警告が出るようです。

しかし、調べてもらったところ排ガスには特に異常はなく、センサー側の不具合とのことでした。このNOxセンサーのトラブル、ベンツだとよくある話だそうで、センサー交換には10万円ほどかかるそうです。

センサーの不具合なので、走行自体には影響はないとのことでした。ただ、エンジン警告がついたままだと、もし他の不具合が出たときに気付けないリスクがあるとのこと。また、このままだと車検も通りません。

センサー交換した方がよいとのことでしたが、現在この部品は世界的に不足している状況だそうです。本国から取り寄せるのに2~3ヶ月ほどかかるとの話でした。

ひとまず、今は交換せず様子見することにしましたが、いずれどこかのタイミングでの交換は避けられなさそうです。

サブバッテリー故障の警告

ある日、エラーメッセージが表示されました。「サブバッテリーの故障」を知らせる内容でした。

私のベンツにはバッテリーが2つあります。メインバッテリーは走行に使用するものです。サブバッテリーは、メインバッテリーに不具合が出たときに代わりに使用する予備のバッテリーです。予備バッテリーとしてだけではなく、アイドリングストップやクルーズコントロールなどの一部機能の電力はサブバッテリーを使用しているようです。

このサブバッテリーの故障とのことで調べてみると、バッテリーの寿命である可能性が高そうでした。バッテリーは2~3年程度で交換が必要で、おそらく私のベンツのバッテリーもそのくらいの時期なのだと思います。

ただ、このエラーメッセージ、時々表示されるくらいで、最近はあまり表示されていません。ひとまず、これもまだ交換はしないで様子見しているところです。交換する場合は数万円の出費になりそうです。

エラーメッセージが表示されています。
右側のオレンジのランプがエンジン警告灯です。

燃費の悪さ

我が家の使用の場合、ベンツの燃費は8~10km/Lくらいでした。これまで乗っていたシトロエンはディーゼル車だったため、大きく重いボディながらも燃費は15km/Lくらいでした。その燃費と比べてしまうと、ベンツの燃費はだいぶ悪く感じてしまいます。

シトロエンなら燃料満タンで900kmくらい走れましたが、ベンツの場合は600kmくらいです。しかも、シトロエンの燃料は安価な経由だったのに対して、ベンツはハイオクです。1給油で1万円近くいってしまいます

走行可能距離が短いのに燃料代は逆に高いというのが不満に感じる部分でした。

このときは2023年4月現在よりもガソリン価格が安めでしたが、それでも1万円近いです。

黒のボディカラー

私のベンツのボディカラーは黒です。

黒いボディは汚れが目立つ

当然そのことは分かった上で購入しているのですが、いざ所有してみると確かにその通りでした。

ちょうど花粉の時期だったのもありますが、きれいに洗車しても翌日にはすぐに汚れていました。以前のシトロエンは白だったので、そこまで汚れが気になることもなかったのですが、やはり黒は汚れが気になってしまいます。

洗車しないと汚いけど、洗車してもすぐに汚れてしまう……これは地味にストレスを感じる部分でした。

花粉の時期はかなり汚れが目立ちました。

早くも買替を検討

以上のような不満があり、今後も乗り続けるとなると維持コストやストレスが多くかかりそうでした。

そんな中、ふとこんな考えが浮かびました。

父

今このベンツを売ったらいくらになるだろう?
その金額内で他のクルマに乗り換えるのもありかも……?

納車から4ヶ月しか経っていないのでさすがに早すぎだとは思いつつも、この不満から解放されるなら……という思いもありました。

こうして、ベンツを売却した金額内で乗り換えられそうなクルマの検討を始めました。

ベンツを買取額を査定依頼

まずはベンツの買取額を把握するところからです。

まずは中古車買取店2社に査定依頼をしました。査定額は下記です。

中古車買取店A:120万円

中古車買取店B:200万円

AとBでだいぶ差はあるものの、最大でも200万円くらいということがわかりました。

そこで200万円以内で買い換えできそうな車を検討しました。

今回、外車ではなく日本車に乗り換えることを考えました。

これまでは シトロエン→シトロエン→ベンツ と外車にしか乗ってこなかった私。今回は外車の不具合の多さや維持コストの高さの不満による買換検討だったので、初めて日本車に乗ってみるのもありだなと考えました。

そこで候補となったのが「マツダ3 ファストバック」です。

「マツダ3 ファストバック」は2019年に発売されたマツダのクルマです。比較的コンパクトな「Cセグメント」という分類に入るハッチバックタイプの車種です。最大の特徴は「美しいデザイン」で、引き算の美学によりシンプルを極めたようなクルマです。個人的には日本社の中ではズバ抜けてデザイン性が高いと思っています。

エンジンや内装によっていくつかのグレードがあるのですが、今回私が希望したのは「1.8 XD バーガンディセレクション」というものです。1.8Lのディーゼルエンジンで、シートなどの内装に赤いレザーが使われた上位グレードです。

出典:マツダ公式サイト

候補車をマツダ3と定めた上で、さらにもう1社の中古車買取店に査定を依頼しました。

査定額は下記です。

中古車買取店C:200万円以上?

Cには出張査定で、自宅まで来て査定してもらったのですが、その場だとはっきりした金額を決められないとのことでした。「出張査定の意味とは……?」と正直思いましたが、それは口には出さず。マツダ3を検討していることを伝えていたので、売却と併せてCの店でマツダ3を購入することを含めて金額を算出したいとのことでした。金額が出ないことには話が進まないので、そのまま店舗へ行くことにしました。

その後、Cの店舗に行ってマツダ3の在庫を見ながら相談しました。私が希望する「1.8 XD バーガンディセレクション」もあったものの、金額は200万円以上でした。中古車の相場も考慮したときに、ベンツの買取額は200万円以上は難しいとのことで、売却した金額内での買替は難しいとのことでした。

買替を検討する中でベンツの良さを再確認

こういった流れでベンツを買い替えるかどうかを考えてきました。

検討当初は「ベンツの悪い部分」ばかり気になっていたのですが、しばらく検討を続けるうちに「ベンツの良い部分」改めて気付くようになってきました

そもそも、4ヶ月前に一目惚れして購入を決断したこのベンツ。デザインのかっこよさ、インテリアの上質さ、走りの楽しさ、実用性の高さ、など多くのお気に入りポイントがあります。

デザインのかっこよさ

10年ほど前のモデルながら、そのデザインはまったく古さを感じずかっこいいです。汚れが目立つと不満を感じていた黒いボディですが、加飾やホイール含めて全体が黒で統一されたデザインはやはりとてもかっこいいです。

インテリアの上質さ

インテリアはかなり上質です。安っぽい部分が一切なく、これぞ高級車といった感じです。シートなどが赤いレザーになっていて、これもとても気に入っているポイントです。

走りの楽しさ

2Lのターボエンジンでスポーティな走りを楽しめます。駆動方式はよくあるFFではなくFRなので、ステアリングの反応もクイックで、とても気持ちよく走れます。SportsモードやSports+モードといった走行モードに変更することでさらにスポーティな走りを楽しめます。Indivisualモードでは自分好みの設定にすることも可能です。

実用性の高さ

デザインや走りを重視しながらも実用性が高いのがステーションワゴンの魅力です。5人乗車しても十分な車内空間がある上に、大きなトランクには荷物だって積むことができます。

先日、家族でBBQに行きましたが、大きなクーラーボックスも余裕で積めました。1台で何でもこなすことができる実用性の高さはとても気に入っています。

結論、ベンツに乗り続けることに

以上のように、ベンツには良い点もとても多くあります。

不満な部分に目を向けて買替を検討するうちに、逆に良い部分を再発見できました。やはり自分はこのベンツをとても気に入っているようです。

考えに考えた結論として、買い替えないでベンツに乗り続けることにしました。

繰り返しにはなりますが、ベンツに乗り続けることにした理由は2つです。

1つ目の理由は、売却した金額内ではマツダ3の希望するグレードは購入できないこと。マツダ3の希望するグレードだとベンツの売却額を超えてしまうのは確実でした。だからといって、プラスの支払いはしたくないし、グレードを落とすこともしたくありませんでした。希望するクルマが購入できないのであれば、買替は無しという結論に落ち着きました。

2つ目の理由は、先述の通り、買い替えを検討する中でベンツの良さを再認識できたこと。不満な部分は確かにありましたが、同時に気に入っている部分も数多くありました。維持コストがかかるのは避けられなそうですが、それでもこのベンツに乗り続けたいという思いが高まりました。やはり自分は日本車より外車が好きなんだと再確認することもできました。

買替を検討したのはとても良かった

これまでと変わらずベンツに乗り続けるという結論に至りましたが、買替を検討したのはとても良かったと思います。

もし買替を検討していなかったら、ベンツの気になる部分ばかりに目がいき、不満を抱えたまま乗り続けていたはずです。「もしこのベンツを手放すとしたら?」と本気で買替を検討したからこそ、ベンツの良さを再確認できました。

今は、検討前よりも自分のベンツを好きになったと自信を持って言えます。

クルマに限らずですが、今後の人生で何らかの不満を抱えたとき、「それがなくなるとしたら?」と本気で考えてみるのはおすすめです。良い教訓を得ることができました。みなさまもよかったらぜひ試してみてください。

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