【クルマ大好き】私の愛車遍歴(2014~2024)

【クルマ大好き】私の愛車遍歴(2014~2024)

2023/03/26

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息子
息子

父は子どもの頃からクルマが大好きなんですよね。

父

うん!
父親(息子のおじいちゃん)が自動車メーカー勤めだったこともあって、自分も昔からクルマが大好きだよ。

息子
息子

これまでにどんなクルマに乗ってきたんですか?

父

じゃあ、今回は「私の愛車遍歴」を紹介するね!
これまでに4台のクルマに乗ってきたよ。

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【初めての愛車】シトロエン C4 by LOEB(2014~2018)

初めての愛車は「シトロエン C4 by LOEB」です。

自動車販売をしている大学時代の先輩を通じて中古で購入。2014年3月から2018年5月までの4年間乗っていました。

C4は2023年現在でもラインナップされていますが、私が乗っていたのは2005年から日本で発売開始されたの初代C4です。C4には「サルーン(5ドアハッチバック)」と「クーペ(3ドアハッチバック)」の2つのボディタイプがあります。また、初期型(2005-2008)と後期型(2009-2011)に分かれます。私のはクーペの初期型に当たります。

私が乗っていたのは「by LOEB」という特別仕様車です。WRCドライバーであるセバスチャン・ローブのタイトル獲得記念で発売され、その名前である「LOEB(ローブ)」の名前を冠しています。日本国内では32台しか販売されなかったモデルです。

サイドのデザインです。サルーンはリア回りが丸いのですが、こちらのクーペは縦に切り落としたようなデザインになっています。

インテリアはこんな感じ。赤は入ったシートは座り心地も良く全然疲れなかったです。

5速マニュアルトランスミッション。マニュアル車はやはりとても楽しかったです。マニュアル車にまた乗りたい……

リアには“by LOEB”ステッカーは施されています。

ドアミラー横にはシリアルナンバーが入っています。私のC4は「22」でした。

シトロエン C4 by LOEB(中古車)

年式:2007年式
所有期間:2014年3月〜2018年5月(25歳〜29歳)
購入時の走行距離:約90,000km
売却時の走行距離:約140,000km

シトロエン C4 – Wikipedia

ホットハッチのMT車なので走りがとにかく楽しい

今では多くの車種があるハッチバックというボディタイプ。そんなハッチバックの中でも走りに特化したモデルを「ホットハッチ」と呼びます。こちらのC4はまさにホットハッチと言えます。

エンジンは2Lの直列4気筒。最高出力は180ps。トランスミッションは5速MT。最高出力はそこまで大きくはないですが、2L直4エンジンのマニュアルトランスミッションでとにかく走りを楽しめる1台でした。ダウンサイジングターボが主流となって久しい現在ですが、こちらのC4はターボでなく自然吸気(NA)。アクセルの踏み込みに対してダイレクトに反応する感覚はやはり良いものです。

前オーナーが色々手を入れていたようで、ホイールやマフラーは社外品に交換されていました。ホイールはOZ Racing、マフラーはDevilのものでした。このDevilマフラーはいい感じの排気音で、走っていて気持ちよかったです。

走りを楽しめる一方で実用性も高い

走りを楽しめる一方、日常使いとしての実用性も高い1台でした。

乗車定員はしっかり5名なので、普段は1人で乗ることが多かったですが、たまに家族や友人を乗せたりする際も安心でした。3ドアなので後席への乗り込みは若干大変ではありますが乗ってしまえば問題なし。決して広いわけではないですが、かといって狭いほどでもなく大人でも十分に座ることができます。大人5人となると後席はさすがに狭さを感じますが、大人4人で出かける際は快適に使用できました。

ハッチバックなので荷室空間も十分な広さがありました。走りを楽しむようなクルマが荷物が乗らないことも多いですが、このC4はそんなことありません。後席を倒せば広大なスペースもできるので大きな荷物を運ぶ際も重宝します。ロードバイクをクルマに乗せて遠出することも多々あったのですが、このC4なら2台分のロードバイクを車内に格納可能でした。

32台限定モデルという希少性

先述の通り、こちらのC4は「by LOEB」という日本国内では32台しか販売されなかった限定モデルです。

通常モデルとの違いはいろいろありました。ボディカラーの「ルージュ・アーデン」はこのモデルの専用色。ホイールはホワイトのアルミホイール(私が購入したものは社外ホイールに交換されていましたが)。シートやステッチには赤いアクセント。ドアミラー前方とリアハッチゲートには“by LOEB”ステッカー。すべての車両にシリアルナンバーをナンバリング。

日本ではフランス車であるシトロエン自体がそもそも少ないです。さらに32台限定ともなると他人と被ることは滅多にありません。実際、私が乗っていたときに同じC4 by LOEBを見かけたのは1回だけでした。「みんなと同じはイヤ」という方にはこういった希少な限定モデルがおすすめです。

C4 by LOEB 発売当時のネット記事はこちら

C4 by LOEBとの思い出

これが初めて実車を見た瞬間です。自動車販売をしている先輩にカーオークションで落札してもらったので私は実車見ずに購入を決めていました。契約関連の対応のために先輩の事務所へ向かう際、駅まで迎えに来てもらいました。最初は春日部ナンバーをつけていました。

このときは浜松に住んでいたので浜名湖を眺められる場所で撮った1枚。リアのデザインもとても好きでした。

大学メンバーと箱根に行ったとき。

大学メンバーと長野県の美ヶ原高原に行ったとき。

DS5ミーティングに迷い込んだとき。ドライブしてたら前方にDS5が何台も連なって走っていたのでしばらく後ろについて走行。目的地に着いて駐車したらDS5軍団も横に駐車してきました。せっかくなのでDS5軍団の方々と少し会話。DS5軍団の仲間内で「あの赤いC4は誰だ!?」となっていたそうでした。

【2台目の愛車】シトロエン DS5(2018~2022)

2台目の愛車は「シトロエン DS5」です。

新車ディーラーの試乗車を新古車として購入。2014年3月から2018年5月までの4年間乗っていました。

シトロエンと書きましたがこちらの車のメーカー名、正確には「DSオートモビルズ」といいます。DSオートモビルズというメーカー名は多くの方に聞き馴染みがないかと思います。シトロエンにはDS3/DS4/DS5といった「DSライン」と呼ばれる高級モデルがありました。2016年にDSラインの車種たちがシトロエンの高級ブランドとして独立したのがDSオートモビルズです(トヨタとレクサスみたいなイメージです)。

2012年に「シトロエン DS5」として発売されましたが、2016年のブランド独立と併せてマイナーチェンジ。シトロエン時代のDS5が前期型、DSブランド独立後のDS5が後期型となります。私のは後期型に当たります。

DS5には通常のガソリンエンジン搭載車と「BlueHDi」と呼ばれるディーゼルエンジン搭載車があります。私のはディーゼルエンジンのBlueHDiでした。前期型にはBlueHDiはなく、後期型から追加されたモデルとなります。

C4売却とDS5購入の時期がずれたので少しの間ですが2台所有している期間がありました。

高級感あるインテリア。シートなどはキャメルのレザーでそれもまたおしゃれでした。

センターコンソールに配置されたボタン類は航空機のコクピットをイメージしたとのこと。写真には写っていませんが天井側にもサンルーフを開閉するための同様のスイッチがあります。

シトロエン DS5(新古車)

年式:2017年式
所有期間:2018年3月〜2022年11月(29歳〜34歳)
購入時の走行距離:約600km
売却時の走行距離:約50,000km

シトロエン DS5 – Wikipedia

唯一無二な独特すぎるデザイン

DS5の最大の魅力は何と言ってもデザインです。

ボディタイプはハッチバックでもなく、ステーションワゴンでもなく、SUVでもなく、どんなジャンルにも分類し難い独特すぎる形状をしています(一応、Wikipedia上では「クロスオーバーSUV」と記載されていました)。特徴的なキャラクターラインやメッキを多用した装飾など、シンプルでミニマルなデザインとはまったく正反対の複雑なデザインをしています。

他のどんなクルマとも似ていない唯一無二なデザインで、シトロエンらしさ溢れる変態すぎる一台です(褒め言葉)。こういった変態的なデザインが大好きなのがシトロエンオーナーなんです(褒め言葉)。

高級感ある贅沢なインテリア

このDS5の魅力はエクステリアだけではありません。インテリアデザインも素晴らしく、とても高級感のあるデザインです。当時のDSブランドのフラッグシップに相応しい満足度の高いインテリアです。しかしながらDS5の新車価格は400万円台。ベンツやBMWなど他の海外メーカーのフラッグシップであれば1,000万円以上はするので、フランス車はコスパが良くて満足度が高い面もありました。

高級感に加えて、デザインのセンスもフランスならでは。腕時計のベルトをイメージしたシート、航空機のコクピットをイメージしたスイッチなど遊び心も満載です。こういったデザインは「さすが、フランスのメーカー」と感じてしまいます。

ディーゼルならではのトルクと燃費

DS5は決してスポーティな走りをするようなクルマではありません。長距離をゆったりと優雅に走る。そんなイメージが似合います。

最高出力は180psなのでそこまでパワーは大きくないです。しかし、ディーゼルエンジンなので最大トルク400Nmという力強さがあります。この400Nmという最大トルク、ガソリンエンジンであれば4LのV8クラスに相当するとのこと。低回転域での加速は非常に力強く、高速道路の合流や峠を走るような場合にもそのトルクの恩恵を感じました。

ディーゼルエンジンのもう一つのメリットは燃費の良さです。DS5は大柄で重量もありますが、その燃費は約15km/Lほどでした。コンパクトカーやハイブリッドには及ばないとはいえ、この車格で15km/Lはかなり優秀です。タンク容量は60Lなので、単純計算だと1回の給油で900kmくらい走れます。高速道路などであればさらに燃費は良くなるので、実際には無給油で1000kmほど走れたはずです。しかも、燃料はレギュラーでもハイオクでもなく「軽油」。燃費の良さに加えて燃料価格も安いので、維持コストのメリットはとても大きかったです。

DS5との思い出

納車して間もなく、飛騨高山に行ったときです。

前方のクルマに乗った友人から撮ってもらった1枚。こういう写真はなかなか撮れる機会ないのでうれしいですね。

石川県の千里浜なぎさドライブウェイにも行きました。ここはクルマ好きバイク好きであれば一度は走ってみたい場所ですね。

DS5を購入したのは2018年3月。翌年の2019年1月に息子が生まれたので、後席にはチャイルドシートを設置しました。

「赤ちゃんが乗ってます」を知らせるマグネット。市販品で気に入るものがなかったので自分でデザインしました。DS5専用のマグネットです。

息子2ヶ月。父の愛車と息子の愛車(ベビーカー)です。

友人たちとロードバイクのイベントに参加するため長野県に行ったとき。自分の自転車は車内に積んでいます。

息子8ヶ月。このときは大人しくチャイルドシートに乗っていますが、降りたいと泣き叫ぶことも多かったです。

大学メンバーが集まって群馬でBBQをしたときです。

息子1歳。運転しました(嘘)。

息子2歳。自分でチャイルドシートに登れるようになりました。いつもこんな感じだったので車内は靴による汚れがあちこちに。綺麗に保つのは無理だと早々に諦めました。

息子専用のミニオンズです。マクドナルドで期間限定で販売されていたものです。

大学メンバーと伊豆方面に行ったとき。

名古屋を走るDS5。仕事の都合で妻の運転で名古屋まで送ってもらい見送ったときです。基本的に自分で運転するので、自分のクルマが走っている姿を見る機会はなかなか貴重でした。

息子3歳。父と息子で長野の蓼科高原に行ったときの1枚。こうやってクルマと一緒に撮った写真は後々見返したときに思い出になるので、これからも撮り続けていきたいです。

大学メンバーと草津に行ったとき。集まるメンバーは毎回ほぼ同じですが、時が経つにつれてみんなのクルマも徐々に変わっていきますね。

友人が撮ってくれた1枚。

トランクに埋まる息子。

事故により突然の別れ

2022年11月、高速道路を走行中に動物との衝突事故が起きてしまいました。幸い同乗していた妻や息子はまったくケガなどありませんでしたが、DS5は右前方を大きく損傷。修理には100万円以上かかるとのことで悩んだ末に買い替えることに。

購入してから4年8ヶ月、走行距離は約46,000km。この先もまだまだ乗るつもりでいたのに突然の別れが来てしまいました。気に入っていたクルマだったのでとても悲しかったです。

事故車になるので買取額はだいぶ低いものの、中古車販売店で買い取ってもらえました。この日は引渡し日、DS5とお別れでした。今までありがとうDS5。

この件については下記の記事に詳しく書いています。

【悲報】高速道路で動物と衝突事故
息子父、我が家のクルマが壊れていますね…… 父ね……高速道路を走っていたら突然動物が飛び出してきて衝突したんだよね…… 息子びっくりしましたね。でも父も母も私も…
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【3台目の愛車】メルセデス・ベンツ C200ステーションワゴン(2022~2024)

3台目の愛車は「メルセデス・ベンツ C200ステーションワゴン」です。

中古車販売店で購入。2022年12月から2024年8月までの2年間乗っていました。

DS5の衝突事故により予想外の買い替えとなり、急いで候補車を選定しました。新車だと予算と納期の問題があるので中古車を購入することに。ある程度予算は抑えつつも私と妻の両方が満足できるクルマとして、最終的に落ち着いたのがこちらのメルセデス・ベンツ C200ステーションワゴンでした。

検討から購入に至るまでもついては下記の記事に詳しく書いています。

【納車】ウチヤマ家の新しいクルマは……
息子父、我が家の駐車場に知らないクルマが停まっています。 父これはうちの新しいクルマだよ。先月の事故で手放すことになったDS5に代わって、これからはこのクルマが…
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2023年現在、Cクラスの現行モデルは「W206/S206」と呼ばれる5代目ですが、私が購入したのは4代目の「W205/S205」と呼ばれるモデルです。ちなみにWはセダン、Sはステーションワゴンを意味します。私のはステーションワゴンなのでS205に当たります。

購入したのは2LガソリンエンジンのC200ですが、外装デザインが純正とは異なっています。前オーナーが手を加えたそうで、ホイールをはじめとした様々なパーツが上位グレードのC43 AMGのものに交換されていました。見た目はC43 AMGだけど中身はC200といった感じになっています。

フロントのデザインです。グリルはAMGライン専用のデザインになっています。

サイドのデザインです。伸びやかでとても美しいプロポーションです。

リア周りのデザインです。スタイリッシュでとても好きです。

運転席周りです。ベンツらしいデザインで10年も前のモデルとは思えません。赤レザーがいい感じです。

後席周りです。息子も大きくなってきたのでチャイルドシートは設置せず、「スマートキッズベルト™️」を使用しています。

ステーションワゴンならではの積載力があります。

メルセデス・ベンツ C200ステーションワゴン(中古車)

年式:2016年式
所有期間:2022年12月〜2024年8月(34歳〜36歳)
購入時の走行距離:約45,000km
売却時の走行距離:約68,000km

メルセデス・ベンツ Cクラス – Wikipedia

ステーションワゴンならではの走りと実用性の両立

クルマ好きな私、当然ながら運転すること自体大好きなので走りを楽しめるクルマに乗りたかったです。とはいえ妻も使うことや家族が乗ることを考慮するとMT車や2人乗りのスポーツカーを買うという選択肢はありません。「走りを楽しめつつ実用性があるAT車(かつ予算は抑えめ)」。これがクルマ探しの条件でした。そんな条件を満たしたのがC200のステーションワゴンでした。

2Lの直4ターボエンジンで最高出力は184ps。突出したスペックではありませんが、普段乗りの範囲内であれば走りを楽しめるスペックです。DS5と比べると、走りはC200の方が断然スポーティでした。DS5とC200でだいぶ性格が異なるのでそもそも比較対象にはならないかもですが、スポーティな走りを楽しみたいのであればC200に軍配が上がります。

C200の中でもセダンでなくステーションワゴンを選んだので、走りだけでなく実用性も高いです。セダンよりも多くの荷物も載せられますし、後席を倒せばかなり大きな荷物も乗せられます。我が家の場合、普段はそれほど荷物を乗せることもありませんが、年に数回ほど家族でBBQをやったりもします。そんなときにはステーションワゴンの積載力が発揮されます。

古さをまったく感じないベンツらしいデザイン

先述の通り、Cクラスの現行モデルは5代目で、私が購入したのは4代目です。4代目の発売は2014年なのですでに10年近く前のモデルとなります。10年前ともなるとだいぶ古さを感じる……と思いがちですが、こちらの4代目Cクラスに関しては個人的にはまったく古さを感じません。現行の最新モデルだと言われても納得してしまいそうです。

Cクラスはベンツの中でも売れ筋モデルなので、中古車市場でも比較的多くの台数があります。年式が新しいものはまだまだ高価ですが、年数や走行距離がある程度伸びた車両だとだいぶ安価で購入できます。新車価格だと600万円以上するCクラス、お手頃な中古車を探す選択はありだと思います。

赤レザーが特徴的なインテリア

内装デザインについても「さすが、ベンツ」といった高級感あるデザインです。インパネ周りやセンターコンソールなど、こちらも外装デザインと同様に全然古さを感じません。センターディスプレイが若干コンパクトでタッチ操作には対応していない点は最新モデルとの差を感じる部分ではありますがそれほど気になることもありません。

私が特に気に入っているのはシートやドアパネルのレザー部分が赤いことです。赤レザーはオプションとして選択できるカラーです。中古車を探すとブラックなどの一般的なカラーの車両が大多数で赤レザーの車両は少なめでした。ブラック×レッドの組み合わせはスポーティさもありとても好きです。

C200ステーションワゴンの思い出

納車した日に長久手のモリコロパークまでドライブしました。夕方にいい感じの写真が撮れました。

息子3歳(4歳直前)。「スマートキッズベルト™️」を使用するようになったので息子の乗り降りがだいぶ楽になりました。

息子3歳(4歳直前)。雪が降ったので雪だるまを作りました。

2023年1月。息子4歳。休日に公園に行ったときの写真です。息子も「かっこいいクルマ」と言って気に入ってくれたようです。

2023年6月。息子といっしょに静岡に行って、道の駅伊東マリンタウンで車中泊したとき。シングルサイズのマットレスを敷けるくらいの空間。

2023年8月。息子4歳。恐竜のまち「福井県勝山市」に行ったとき。

2023年8月。息子4歳。長野の蓼科高原に行ったとき。写真撮られるのを嫌がって息子は若干不機嫌。

2023年12月。いっしょに自転車の練習に行ったとき。後席倒せば自転車2台載せるのも余裕。

2023年12月。息子4歳。名古屋の大高緑地に行ったときの1枚。このときも写真撮られるのを嫌がって息子は若干不機嫌。

2024年8月。息子5歳。この日でベンツとお別れなので最後に記念撮影。

【4台目の愛車】ホンダ ZR-V(2024~現在)

4台目の愛車は「ホンダ ZR-V」です。

ホンダディーラーの認定中古車を購入。2024年8月から乗り始めて、現在も乗っています。

C200ステーションワゴンは、ベンツならではの高級感があり、満足度や所有感の高い一台だった反面、燃費の悪さや、小さな不具合の頻発などといった不満を感じるようになりました。そういったストレスを軽減するために、もっと日常的に使いやすく、コスト面でも負担の少ない車への乗り換えを検討し、「ホンダ ZR-V」への乗り換えを決めました。

購入したのは、ハイブリッドモデルで上級グレードとなる「e:HEV Z」で、駆動方式は「FF」、カラーは「プラチナホワイト・パール」です。

最初で最後の2ショット写真。

フロントのデザインです。「輸入車のようなデザイン」とよく言われる大型縦型グリルが特徴です。

サイドのデザインです。SUVらしい塊感のあるフォルムです。

リア周りのデザインです。左右の広がりが強調されたテールランプです。

運転席周りです。ブラックとマルーンの内装色のうち、私はブラックを選びました。

後席周りです。身長180cmの私が座っても十分な広さを感じられました。

トランク容量は「395L」です。ズバ抜けた積載量ではありませんが日常使いには十分な広さです。

ホンダ ZR-V(認定中古車)

年式:2022年式
所有期間:2024年8月〜現在(36歳〜現在)
購入時の走行距離:約12,800km
売却時の走行距離:-

ホンダ ZR-V – Wikipedia

高級輸入車のような洗練された「エクステリア」

ZR-Vの外装デザインについて言及する際によく言われるのは「輸入車のようなデザイン」です。特徴的な大型縦型グリルから、イタリアの高級車「マセラティ」を想起される方も多いようです。中には「レヴァンテのパクリでは?」等といった意見もあったようです。グリルの中のデザインは一般的には横型の方がが多いため、「縦型グリルだから似ている」というのは理解はできます。ただ、あくまで部分的な話であって、車体全体のデザインを見たら2台はそれぞれ独自のデザインであって、個人的にはあまり似ているとは感じません。

出典:マセラティ公式サイト

特定車種に似ている似ていないというのは一旦置いておきつつも、高級輸入車を想起させるようなデザイン要素を取り入れていることは事実ではあります。その点においては、私は好意的に受け止めています。

これまでに私が乗ってきた車は「シトロエン C4→DSオートモビルズ DS5→メルセデス・ベンツ C200ステーションワゴン」とすべて輸入車でした。そんな輸入車大好きな私ですが、「このZR-Vならデザイン的にも満足」と思って初めて国産車を購入するに至りました。「高級輸入車のようにかっこいいデザインの国産車」というのは、このZR-Vの大きな価値の一つだと感じています。

ZR-Vのエクステリアは、SUVらしい力強さがありながらも、都会的でエレガントな雰囲気を感じる優雅なデザインが特徴です。フロントグリルからヘッドライトにかけての水平基調で洗練されたラインは、スポーティな印象ながらも、落ち着きのある上品な印象を感じられます。

全体的なボディデザインは、派手なキャラクターラインはなく、美しい曲面の構成によって動きのあるスタイリングを実現していて、引き算の美学を感じるデザインです。シンプルながらも街中で不思議と目を引くような洗練されたデザインに仕上がっています。

高級感と快適性を兼ね備えた「インテリア」

インテリアについては、水平基調のダッシュボードにより、広々とした開放感のある室内空間を演出しています。エアコンのデザインが目立たず、シンプルなデザインの中に調和している点も個人的にはとても気に入っている部分です。

素材選びにもこだわりを感じられ、手に触れる部分にはソフトパッドを使用したり、パール調の表皮を採用することで上質感を高めています

機能面では、9インチワイドディスプレイをダッシュボードの中央にスマートに配置し、視認性と操作性を両立させています。専用ナビはもちろんApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。私はiPhoneを使用していますが、これまで乗っていた車にはCarPlayは搭載されていなかったため、スマホをホルダーに取り付けてGoogleマップ等を使用していました。CarPlay対応で車とiPhoneを連携できるのは、やはりとても便利です。これを経験してしまったので、今後はCarPlayなしの生活には戻れなそうです。

他にも、USBポートやワイヤレス充電器などの装備であったり、体をしっかりとホールドする構造のシートであったり、ZR-Vのインテリアにはさまざまな魅力が詰まっています。エクステリアと同様に「上質な車に乗っている」と感じられ、高級感や快適性を兼ね備えた空間となっています。

SUVとは思えない程の「走りの楽しさ」

ZR-VはシビックをベースにしたSUVです。シビックといえば、走りを追求した「シビック タイプR」もあることから、現在のホンダにおけるスポーツカーの象徴でもあります。

そんな走りを重視したシビックの遺伝子は、このZR-Vにもしっかり受け継がれています。背の高いSUVでありながら、SUVとは思えないほどスポーティな走りを楽しむことができます。特に、ハイブリッドモデルにはホンダの「SPORTS e:HEV」システムが搭載されており、従来のハイブリッドシステムよりも、よりスポーティな走りを実現しています。

実際、私がZR-Vを初めて試乗したときの最も印象的だったのが、この「走りの楽しさ」でした。私は運転自体も大好きでドライブにもよく行くので、「走りの楽しさ」はとても重要です。

SUVは実用性が高いといったメリットがある反面、背が低い車と比べると走行性能は多少犠牲にならざるを得ない印象がありました。しかし、ホンダのディーラーで初めてZR-Vを試乗したとき、SUVとは思えない走りの良さに驚いてしまいました。

同時期、購入検討のために他にもさまざまな車を試乗していたのですが、走りの楽しさを最も感じられたのはこのZR-Vでした。このときの第一印象の良さが購入の決め手として非常に大きかったです。

優れたハイブリッドシステムによる「燃費の良さ」

ZR-Vのハイブリッドシステムは、走行状況に応じて、以下の3つのモードが切り替わります。

  • EVモード(モーターのみ)
  • ハイブリッドモード(モーター+エンジン)
  • エンジンモード(エンジンのみ)

街中での低速走行や発進時には、静かで環境にやさしい電気モーターだけで走る「EVモード」、普段の走行では、エンジンで発電した電気でモーターを動かし、効率よく走る「ハイブリッドモード」、高速道路や急加速が必要な時は、エンジンの力を直接使って力強く走るエンジンモード」といった具合です。

これらのモードは、車の速さやアクセルの踏み具合、バッテリーの残量などを見て、自動的に最適なものを選んでくれます。運転する人は特に気にする必要がなく、いつでも効率的で快適な走りを楽しめます。

このハイブリッドシステムのおかげで、ZR-VはSUVとしての力強さを持ちながら、燃費性能も優れています。ハイブリッドのFFモデルの場合のカタログ燃費(WLTCモード)は「22.1km/L」です。

ウチヤマ家の場合、平日は幼稚園の送り迎えにZR-Vを使っています。短距離をちょこちょこ乗る使い方が多いため、燃費はだいたい「18.0km/L前後」といったところです。一方、休日は私が少し遠くへ出かけることが多いため、そのときは「22.0km/L前後」といったところです。なので、ウチヤマ家の場合の燃費は「20.0km/L前後」でした。

1リッターあたり20kmも走れるというのは、私からすると大満足な数値です。これまでの愛車の燃費は以下のような数値でした。

  • シトロエン C4:約10km/L(ハイオク)
  • DSオートモビルズ DS5:約15km/L(軽油)
  • メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン:約10km/L(ハイオク)

C4とC200 ステーションワゴンは「約10km/L」くらいしか走れず、燃料はハイオクだったため決してエコとは言えない車でした。DS5はディーゼル車だったので、「約15km/L」の燃費、かつ燃料代の安い軽油でした。

今回のZR-Vは、私の愛車遍歴において初めてのハイブリッド車であり、これまでのどの車よりも多くの距離を走ることができます。以前乗っていたメルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴンよりも2倍以上走れるのに、レギュラーガソリンなので燃料代は安く抑えられるのはとてもうれしいです。

【納車レビュー】ホンダ ZR-Vは魅力満載のSUV!価格以上の価値を徹底解説
息子我が家のクルマが新しくなりましたね。これはなんていうクルマですか? 父ホンダのZR-Vだよ!シビックをベースにした新型SUVで、走りも楽しさも魅力だよ! 息…
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おわりに

以上、「私の愛車遍歴」としてこれまでに乗ってきた4台のクルマを紹介しました。

どのクルマも大好きで思い出もいっぱいです。この記事を書きながら「愛車遍歴=人生そのもの」だなと思いました。「クルマはあくまで移動手段」といった方ももちろんいるでしょうが、私にとってクルマは人生においてとても大切なものです。

この先、家族の環境変化や息子の成長などに合わせてクルマを乗り換えていくこともあるでしょう。私自身、クルマ大好きなのでいろいろなクルマに乗ってみたいという思いも強いです。

新たなクルマとの出会い、とても楽しみです。

 


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