我が家のクルマが新しくなりましたね。
これはなんていうクルマですか?
ホンダのZR-Vだよ!
シビックをベースにした新型SUVで、走りも楽しさも魅力だよ!
ホンダということは国産車なんですね。
輸入車大好きな父が国産車を選ぶとは意外です。
そうそう、父はこれまでずっと輸入車に乗ってきたけど、
このZR-Vはそんな人にもおすすめの一台だよ!
目次
ベンツからホンダに乗り換え
これまでウチヤマ家が乗っていたのは「メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン」です。2022年12月から乗り始め、約2年弱乗ってきました。
この車は、ベンツならではの高級感や、2LターボエンジンとFRレイアウトによる安定感のある走り、さらにステーションワゴン特有の広いラゲッジスペースと実用性を兼ね備えていて、満足度や所有感の高い一台でした。
気に入っていた部分が多かった反面、納車4ヶ月時点で早くもいろいろな不満を感じ始めました。
燃費の悪さによりガソリン代がかさんだり、小さな不具合が頻繁に発生してしまいメンテナンスコストがかかったり、といった不満です。
納車4ヶ月時点では乗り続けることに決めたものの、2023年11月頃から再び乗り換えを検討するように。維持にかかるストレスを軽減するために、もっと日常的に使いやすく、コスト面でも負担の少ない車への乗り換えを検討するようになりました。
再び乗り換え検討初めてからは、時間があればカーセンサーを眺めるようになりました。ネガティブな理由からの乗り換え検討ではありますが、次にどの車に乗るかを検討するのはとても楽しい時間でもあります。
そんな楽しい時間を半年以上続けた末、ついに購入を決めたのが「ホンダ ZR-V」です。そんな経緯でウチヤマ家は「メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン」から「ホンダ ZR-V」に乗り換えることになりました。
この記事では、ZR-Vがどれだけ魅力的なSUVなのか、具体的なおすすめポイントも挙げながら解説していきます。ZR-Vの購入検討しているけれど、「価格に見合った価値があるのか」「実際の使用感はどうなのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな方に向けて、私が実際にZR-Vを納車してから日常的に乗ってきた体験をもとに、ZR-Vの魅力をお伝えします。ZR-Vに興味関心がある方の参考になれば幸いです。
購入したのは「e:HEV Z/FFモデル/プラチナホワイト・パール」
ウチヤマ家が購入したのはこちらの「ホンダ ZR-V」です。
- エンジン:e:HEV
- グレード:Z
- 駆動方式:FF
- 外装カラー:プラチナホワイト・パール
- 内装カラー:ブラック
ZR-Vの仕様は、大きく分けると4種類あります。
- X(ガソリンモデル・標準グレード)
- Z(ガソリンモデル・上級グレード)
- e:HEV X(ハイブリッドモデル・標準グレード)
- e:HEV Z(ハイブリッドモデル・上級グレード)
これらの中で、FF/4WDがあったり、内装色が選べたり、特別仕様車の「BLACK STYLE」があったりするため、実際にはもっと選択肢は多いのですが、ベースとなるのは上記の4種類となります。
ウチヤマ家が購入したのは、ハイブリッドモデルで上級グレードとなる「e:HEV Z」です。ちなみに、ZR-Vでは、この「e:HEV Z」の人気が非常に高く、販売比率においても大部分を占めているようです。駆動方式は「FFモデル」を選びました。
ZR-Vのカラーリングは7色です。
- プレミアムクリスタルガーネット・メタリック
- ノルディックフォレスト・パール
- スーパープラチナグレー・メタリック
- プラチナホワイト・パール
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムクリスタルブルー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック
ウチヤマ家が購入したのは、白の「プラチナホワイト・パール」です。黒の「クリスタルブラック・パール」や赤系の「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」とも迷ったのですが、諸々含めて検討した結果、「プラチナホワイト・パール」に決めました。
ZR-Vの内装色は2色から選べます。
- ブラック
- マルーン
ウチヤマ家が購入したのは、「ブラック」です。「ブラック」は言葉通りの黒い内装色です。一方「マルーン」は茶色系のカラーでステッチがオレンジのおしゃれ感のある内装色となっています。マルーンもいい色ではあるのですが、私は定番のブラックの方が好みだったため、こちらに決めました。
以降の内容は、ウチヤマ家が購入した「e:HEV Z」を中心に記述していくこととします。
「ホンダ ZR-V」は価格以上の価値を感じるSUV
ZR-V(e:HEV Z)の価格帯は約400万円前後です。安くはないですが高級車というほどの高価格帯でもないため、多くの方にとっては購入検討の範囲内に収まるのではと思います。そんなZR-Vですが、満足度が非常に高く、価格以上の価値を感じられるはずです。
実際、私が納車してから感じたのは、デザインの魅力、走行性能の高さ、優れた燃費性能などです。さまざまな面で価格以上の価値を感じられ、より高価格帯の競合車種と比較しても勝るとも劣らないと感じます。ZR-Vはホンダの最新技術が詰まったSUVで、扱いやすいサイズながらも高級感があり、どんなシーンでも活躍する一台です。外観や内装のデザインの良さ、走りの楽しさや安定感、燃費の良さや先進装備の数々など、価格以上価値を感じられる要素が満載です。
「ホンダ ZR-V」のおすすめポイント
高級輸入車のような洗練された「エクステリア」
ZR-Vの外装デザインについて言及する際によく言われるのは「輸入車のようなデザイン」です。特徴的な大型縦型グリルから、イタリアの高級車「マセラティ」を想起される方も多いようです。中には「レヴァンテのパクリでは?」等といった意見もあったようです。グリルの中のデザインは一般的には横型の方がが多いため、「縦型グリルだから似ている」というのは理解はできます。ただ、あくまで部分的な話であって、車体全体のデザインを見たら2台はそれぞれ独自のデザインであって、個人的にはあまり似ているとは感じません。
出典:マセラティ公式サイト
特定車種に似ている似ていないというのは一旦置いておきつつも、高級輸入車を想起させるようなデザイン要素を取り入れていることは事実ではあります。その点においては、私は好意的に受け止めています。
これまでに私が乗ってきた車は「シトロエン C4→DSオートモビルズ DS5→メルセデス・ベンツ C200ステーションワゴン」とすべて輸入車でした。そんな輸入車大好きな私ですが、「このZR-Vならデザイン的にも満足」と思って初めて国産車を購入するに至りました。「高級輸入車のようにかっこいいデザインの国産車」というのは、このZR-Vの大きな価値の一つだと感じています。
ZR-Vのエクステリアは、SUVらしい力強さがありながらも、都会的でエレガントな雰囲気を感じる優雅なデザインが特徴です。フロントグリルからヘッドライトにかけての水平基調で洗練されたラインは、スポーティな印象ながらも、落ち着きのある上品な印象を感じられます。
全体的なボディデザインは、派手なキャラクターラインはなく、美しい曲面の構成によって動きのあるスタイリングを実現していて、引き算の美学を感じるデザインです。シンプルながらも街中で不思議と目を引くような洗練されたデザインに仕上がっています。
高級感と快適性を兼ね備えた「インテリア」
インテリアについては、水平基調のダッシュボードにより、広々とした開放感のある室内空間を演出しています。エアコンのデザインが目立たず、シンプルなデザインの中に調和している点も個人的にはとても気に入っている部分です。
素材選びにもこだわりを感じられ、手に触れる部分にはソフトパッドを使用したり、パール調の表皮を採用することで上質感を高めています。
機能面では、9インチワイドディスプレイをダッシュボードの中央にスマートに配置し、視認性と操作性を両立させています。専用ナビはもちろんApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。私はiPhoneを使用していますが、これまで乗っていた車にはCarPlayは搭載されていなかったため、スマホをホルダーに取り付けてGoogleマップ等を使用していました。CarPlay対応で車とiPhoneを連携できるのは、やはりとても便利です。これを経験してしまったので、今後はCarPlayなしの生活には戻れなそうです。
他にも、USBポートやワイヤレス充電器などの装備であったり、体をしっかりとホールドする構造のシートであったり、ZR-Vのインテリアにはさまざまな魅力が詰まっています。エクステリアと同様に「上質な車に乗っている」と感じられ、高級感や快適性を兼ね備えた空間となっています。
SUVとは思えない程の「走りの楽しさ」
ZR-VはシビックをベースにしたSUVです。シビックといえば、走りを追求した「シビック タイプR」もあることから、現在のホンダにおけるスポーツカーの象徴でもあります。
そんな走りを重視したシビックの遺伝子は、このZR-Vにもしっかり受け継がれています。背の高いSUVでありながら、SUVとは思えないほどスポーティな走りを楽しむことができます。特に、ハイブリッドモデルにはホンダの「SPORTS e:HEV」システムが搭載されており、従来のハイブリッドシステムよりも、よりスポーティな走りを実現しています。
実際、私がZR-Vを初めて試乗したときの最も印象的だったのが、この「走りの楽しさ」でした。私は運転自体も大好きでドライブにもよく行くので、「走りの楽しさ」はとても重要です。
SUVは実用性が高いといったメリットがある反面、背が低い車と比べると走行性能は多少犠牲にならざるを得ない印象がありました。しかし、ホンダのディーラーで初めてZR-Vを試乗したとき、SUVとは思えない走りの良さに驚いてしまいました。
同時期、購入検討のために他にもさまざまな車を試乗していたのですが、走りの楽しさを最も感じられたのはこのZR-Vでした。このときの第一印象の良さが購入の決め手として非常に大きかったです。
優れたハイブリッドシステムによる「燃費の良さ」
ZR-Vのハイブリッドシステムは、走行状況に応じて、以下の3つのモードが切り替わります。
- EVモード(モーターのみ)
- ハイブリッドモード(モーター+エンジン)
- エンジンモード(エンジンのみ)
街中での低速走行や発進時には、静かで環境にやさしい電気モーターだけで走る「EVモード」、普段の走行では、エンジンで発電した電気でモーターを動かし、効率よく走る「ハイブリッドモード」、高速道路や急加速が必要な時は、エンジンの力を直接使って力強く走るエンジンモード」といった具合です。
これらのモードは、車の速さやアクセルの踏み具合、バッテリーの残量などを見て、自動的に最適なものを選んでくれます。運転する人は特に気にする必要がなく、いつでも効率的で快適な走りを楽しめます。
このハイブリッドシステムのおかげで、ZR-VはSUVとしての力強さを持ちながら、燃費性能も優れています。ハイブリッドのFFモデルの場合のカタログ燃費(WLTCモード)は「22.1km/L」です。
ウチヤマ家の場合、平日は幼稚園の送り迎えにZR-Vを使っています。短距離をちょこちょこ乗る使い方が多いため、燃費はだいたい「18.0km/L前後」といったところです。一方、休日は私が少し遠くへ出かけることが多いため、そのときは「22.0km/L前後」といったところです。なので、ウチヤマ家の場合の燃費は「20.0km/L前後」でした。
1リッターあたり20kmも走れるというのは、私からすると大満足な数値です。これまでの愛車の燃費は以下のような数値でした。
- シトロエン C4:約10km/L(ハイオク)
- DSオートモビルズ DS5:約15km/L(軽油)
- メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン:約10km/L(ハイオク)
C4とC200 ステーションワゴンは「約10km/L」くらいしか走れず、燃料はハイオクだったため決してエコとは言えない車でした。DS5はディーゼル車だったので、「約15km/L」の燃費、かつ燃料代の安い軽油でした。
今回のZR-Vは、私の愛車遍歴において初めてのハイブリッド車であり、これまでのどの車よりも多くの距離を走ることができます。以前乗っていたメルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴンよりも2倍以上走れるのに、レギュラーガソリンなので燃料代は安く抑えられるのはとてもうれしいです。
「ホンダ ZR-V」のまとめ
以上、ウチヤマ家の新たな愛車となった「ホンダ ZR-V」について紹介しました。
ZR-Vは、高級感のある洗練された内外装のデザイン、SUVとは思えない程の走りの楽しさ、優れたハイブリッドシステムによる燃費の良さといった魅力の詰まったSUVです。
約400万円前後という価格帯を超えた魅力があり、私自身が納車してからその価値を強く実感しています。ZR-Vは、日常使いから長距離ドライブまで、さまざまなシーンで満足感を与えてくれること間違いなしです。
私が特に気に入っているポイントでもある「走りの楽しさ」は、一度試乗してみてその走りを味わうことを強くおすすめします。ZR-Vが気になっている方や購入を検討されている方は、ぜひお近くのホンダディーラーに足を運んでみてください!
【おまけ】ありがとう、ベンツ。さよなら、ベンツ。
「メルセデス・ベンツ C200 ステーションワゴン」と「ホンダ ZR-V」、最初で最後の2ショット写真。
息子、これまでお世話になったベンツと最後に記念撮影。
新しい車を迎えるうれしさがある一方、これまでいっしょに過ごした車とお別れするのは寂しいものです。ドナドナされていくベンツを見送る息子の後ろ姿からもそんな思いが伝わってきた気がしました。
ありがとう、ベンツ。さよなら、ベンツ。
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