おや?腕に着けているのはなんですか?いつものApple Watchではないですね?
これはFitbit Charge 5っていうやつだよ。スマートウォッチと似てるけど、こういう画面が小さいタイプのものはフィットネストラッカーなんて呼ばれているよ。
なるほど、フィットネストラッカーですか。それで何ができるんですか?
時間見たり、スマホの通知見たりはもちろんできるけど、これは「健康管理」に特化した製品なんだよね。
目次
Fitbit Charge 5を購入
「Fitbit」はアメリカ・サンフランシスコに本社を構える企業。健康管理に特化した「スマートウォッチ」や「フィットネストラッカー」などのウェアラブル端末を開発・販売している。
そんなFitbitから2021年9月に発売されたフィットネストラッカー「Fitbit Charge 5」を購入した。
早速開封してみる。
なぜFitbit Charge 5を購入したのか?
今回、Fitbit Charge 5を購入したのは、Android対応のスマートウォッチが欲しかったからである。ただ、これを購入するにあたり、思った以上に時間がかかってしまった。その理由も含めて、購入決定までの経緯をまとめた。
スマートウォッチはとても便利
スマートウォッチや、時間を確認できるという時計本来の役割はもちろん、通知を確認できたり、健康管理をしてくれたり、とても便利なものである。なければないで困るわけではないのだが、一度使ってみるときっとその便利さから手放せなくなるに違いない。私もまさにそうで、今では就寝時含めてほぼ1日中着用している。
Apple WatchはAndroidでは使用できない
私はこれまでApple Watchを使用していた。使用していたのは2017年に発売された「シリーズ3」なので、すでに4年以上使用していることになる。最新の「シリーズ7」に比べると画面も小さくスペックも劣る。しかし、私の場合はそれほど不満もなかったので長い間使用していた。
今でも故障や不調があるわけでもないので、まだまだ使用可能である。このまま使い続けたいところなのだが、この度買い替えることにした。理由はメインスマホをiPhoneからAndroidに乗り換えたためである。
Apple WatchはAndroid端末には対応していないため使用できない。一応、サブスマホとしてiPhoneを使用するので、そちらと連携させておくことで使用し続けることも可能ではあった。ただ、メインのAndroidの方の通知などを確認できないのは不便なので、今回新たにAndroid対応したスマートウォッチを購入することにした。
スマホの乗り換えについて、詳しくは下記の記事にまとめている。
Android対応のスマートウォッチ、種類多すぎ
そんなわけでApple Watchの買い替えを決めた私。購入する製品を決めるためにAndroid対応のスマートウォッチやフィットネストラッカーをリサーチしてみたのだが、これが思った以上に難航。Android対応の製品は種類があまりにも多かったのだ。
iPhoneユーザーがスマートウォッチを購入するのであれば、基本的にApple Watchを選んでおけば間違いない。価格こそ高めだが、デザイン・機能・使用感など、非常に高い完成度を誇る。当然ながらiPhoneとの連携も抜群。購入する際には「どのモデルを買うか?」「どのカラーを買うか?」「バンドをどれにするか?」などを選ぶことになる。選択肢の組み合わせは確かに多いが、あくまでApple Watchの中から選ぶことになるのでそれほど迷うことはないはず。
ところが、Android対応のスマートウォッチを探すとなると、選択肢が山のようにある。さまざまなメーカーから多種多様の製品が発売されていて、価格や機能も幅広い。いったいどれを買うのが良いかを考えるのはなかなか大変な作業である。Apple Watch以外のスマートウォッチのことを全然知らなかった私。ネット記事やYouTube動画をひたすら見て、現在のスマートウォッチ市場の概要がだいたいわかった。
スマートウォッチの人気メーカー
人気があるのは「Fitbit(フィットビット)」「Garmin(ガーミン)」「SAMSUNG(サムスン)」といった世界的な先進国メーカーの製品や、「HUAWEI(ファーウェイ)」「Xiaomi(シャオミ)」「OPPO(オッポ)」などの中国メーカーの製品などであることがわかった。
Fitbitはウェアラブル端末のパイオニア的なメーカーで、多くのシェアを誇る。Garminは主にスポーツ分野で人気がある。SAMSUNGはAndroidスマホのGalaxyシリーズ同様、Galaxy Watchシリーズを展開している。
近年目覚ましい発展を遂げている中国メーカーの数々の製品は「コスパ」が最大のポイントである。先述のFitbitやGarminなどは「数万円」する製品がメインだが、HUAWEIやXiaomiやOPPOは「数千円」の製品が多い。初心者にとってとても手が出しやすい価格となっている。それでいて、決してスペックが低いわけではなく先進国メーカーと同等、もしくはそれを超えるくらいである。
数ある選択肢の中から健康管理に特化したFitbitに決定
数ある製品の中から候補を下記の5点に絞った。
- Galaxy Watch4(SAMSUNG):30,282円
- Fitbit Charge 5(Fitbit):20,664円
- Mi Watch(Xiaomi):12,980円
- HUAWEI Band 6(HUAWEI):7,464円
- Miスマートバンド6(Xiaomi):5,990円
※価格は2022/2/13時点のAmazon価格
Galaxy Watch4はApple Watch並みのスペックを誇る高性能な製品である。Apple Watchからの買い替えでもこれなら満足できる可能性は高かった。ただ、Apple WatchがAndroidで使えないのと同様に、Galaxy WatchはiPhoneでは使えない。今後、メインのスマホがまたiPhoneに戻る可能性もあるので、iOS/Androidの両方に対応した製品にしたかったのでこちらは却下。
Mi WatchはXiaomiのスマートウォッチで、1万円強の手頃な価格ながら非常に高スペックということで、かなり人気が高いようだった。また、HUAWEI Band 6やMiスマートバンド6もそれぞれ、HUAWEIとXiaomiのフィットネストラッカーで、そのコスパの良さが際立つ人気の製品であった。これらを購入するのもありかと最後まで検討したのだが、「中国メーカーはちょっと避けたいかも……」という個人的な思いが働き、結局却下。
結果、Fitbit Charge 5を購入することに決めた。
Fitbitは「健康管理」に特化している点も大きなポイントだった。これまでApple Watchを使ってきたが、それほど多くの機能を活用したわけではない。使った機能といえば、時計機能、通知機能、そして健康管理機能であった。健康でいることの大切さをこれまで以上に感じるようになった私。24時間ずっと健康状態をモニタリングしてくれるのはとても良いと感じた。
良い点は多いが、気になる点もある
そんな経緯で購入したFitbit Charge 5。実際に使用してみた感想としては「良い点は多いが、気になる点もある」というのが正直なところ。
ただ、これはある程度予想していたことでもある。というのも、私の場合どうしてもApple Watchを比較せざるを得ないからである。Apple Watchは非常に完成度が高い。デザイン、スペック、使用感のどれにおいてもスマートウォッチの中では最高レベルだと感じている。それと比較してしまうと、気になる部分が出てくるのは仕方ないことである。購入前からそう考えていたので、想定の範囲内ではある。
使用感を試すために、散歩に行ってきた(軽く散歩するつもりが、結局2時間くらい散歩してきた)。
Fitbit Charge 5 の良い点
- コンパクトで軽いので、24時間の着用も違和感なし
- 歩数、心拍数、睡眠など各種計測の精度は良好
- バッテリーの持ちが良い(メーカーサイトによると最大7日間)
- インフィニティベルトは留めやすく着け心地も快適
- iOSとAndroidの両方に対応
Fitbit Charge 5 の気になる点
- タッチのレスポンスが若干遅めなのでストレス
- カラフルなウォッチフェイスが多く、シンプルなものがない
- 日時表示の「日」の文字が欠けてしまうので改善の余地あり
- 価格が少々高い(約20,000円)
使用し始めてまだほんの数日なので、これから使用してみてわかってくる部分もあるはず。引き続き使用していくことにする。
【2022.12.31追記】
2022.12.31時点ではAmazonで14,994円で販売されていた。当初と比べるとだいぶお手頃な価格になったようである。
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