ミニマリスト家族のウチヤマ家(simple_uchiyama)です。
ウチヤマ家が現在暮らしているマンションは2019年末に購入し、2020年1月から暮らし始めました。
このマンション、購入の検討を始めてからわずか5日で購入しました。
購入の検討を始めてからわずか5日で購入しました。
わずか5日で購入しました。
……大切なところなので3回言いました。
今回の記事はマンション購入に至った一部始終……というか全部始終です。
私が運営していた別のブログで2019年10月に公開した記事ですが、本ブログ「ウチヤマ家のシンプルライフ」にも大いに関連する内容だったので加筆修正して公開することにしました。
我々がまだ以前の賃貸アパートに住んでいた2019年10月当時の話題として読み進めていただければ幸いです。
目次
前提条件
家族構成
- 父
- 母
- 息子
現在のアパート
- 賃貸アパート
- 1LDK
- 約48㎡
- 名古屋市内
- 最寄駅から徒歩15分
購入したマンション
- 分譲マンション(中古)
- 3LDK
- 約74㎡
- 名古屋市外(名古屋駅まで電車で15分程度)
- 最寄駅から徒歩1分(マンションの目の前が駅)
※このあと出てくる「4LDKの部屋」は購入を決めたのとは別の部屋です
【5日前】妻、突然内覧を予約する。
持家派?賃貸派?
事の発端はマンション購入日から5日前。
私が仕事を終えて帰宅すると、突然妻から
実家の下の階が売りに出されるみたい。
へ〜、そうなんだ。
だから内覧の予約した。
……え!?
現在、私は妻と息子と3人で名古屋市内の賃貸アパートに暮らしています。結婚前、妻はずっとマンション暮らしで現在のアパートから近い距離に実家マンションがあります。今回売りに出された物件は実家マンションの下の下の階の部屋。ちなみにまったく同じ間取りで4LDKの広めの部屋です。
「実家マンションに空きが出る」ここまでは何らおかしいことはありません。しかし、「内覧の予約をした」という妻の言葉に私は驚きました。というのも我々夫婦は「持家派」より「賃貸派」だったからです(だったはず?)。現在は夫婦ともに名古屋に住み名古屋で働いていますが、今後どうなるかは正直自分でもわかりません。ずっと名古屋かもしれないし、地元の静岡に帰るかもしれないし、より多くの仕事を求めて東京に行くかもしれないし、、、。Webデザイナーという職業柄、働く場所は自分たちの気持ち次第で自由に選ぶことができます。そうしたときに「持家」があるとその自由さが少なからず奪われるように思っています。その点、「賃貸」ならそういった「不自由さ」がなく、「自由」にどこへでもいける身軽さがあります。
※決して「持家」派を否定しているのではありません。そういう私も大学生で一人暮らしを始めるまではずっと一戸建てに住んでいました。家の大きさやゆったりした生活に重きを置くのであればやはり「持家」に軍配が上がるかと思います。
そんなわけで「賃貸派」だったはずの妻の突然の宣言に私は驚きました。
「マンション購入」は意外と現実的な選択肢?
しかし、よくよく話を聞いてみると案外「マンション購入」は現実的な選択肢であるように思えてきました。
妻の言い分はこうです。
- 今後、息子が大きくなっていくと今の賃貸アパート(1LDK)では手狭になる
- 名古屋市内の賃貸で今より広い部屋を探すと家賃はけっこう高い
- それなら手頃な中古マンションでも買ってローン組んだ方が月々の負担は今と同程度かむしろ安いくらい
- 自分がずっと住んでたマンションなら周辺環境のことはよくわかってるし、住人に変な人がいないこともわかっているから安心
- 新築から10年くらい経つ中古マンションだが、逆に10年くらい特に問題なく建っているという安心感がある
- このマンションは駅から徒歩1分の超駅近物件で周辺に同様のマンションはほとんどないので値崩れしにくい
- 要するにもし売却するとしてもそこそこいい値段で売れる
……なるほど、理にかなっているし、説得力は十分です。
今の1LDK賃貸の家賃と同程度かむしろ安いくらいで4LDKのマンションに住めるならいいことづくめです。自分がずっと住んでなマンションだからマンション事情はよくわかっているというのは安心感があります。このマンション、外に出たら目の前が駅という超駅近物件。これなら雨の日でも通勤がとてもラクです。
そして、先述した「持家」はいざというときに自由が奪われるという件。たしかにマンションを購入したら「持家」となるわけですが、「一戸建て」と「マンション」となると話は変わってきます。要するに「マンションなら売ればいい」。そういうことです。「売却」という観点で見たとき「一戸建て」より「マンション」の方が圧倒的に売りやすいです。「値崩れしづらく駅から徒歩1分のマンション」買う前からこんなこと言うのもなんですがかなり「売りやすいマンション」だと思います。
さて、そんなわけで私自身もマンション購入について意識し始めました。
【4日前】管理会社所定休日。連絡来ず。
前日に内覧予約をしたものの、実はまだ住人の方が入居中のため内覧するには住人さんに確認がいるとのこと。管理会社から住人さんに連絡をとってもらいますが、生憎この日と翌日は定休日。内覧の可否は後日となりました。
その間、私と妻は他のマンションも調べてみようと「SUUMO」や「LIFULL HOME’S」などを眺めるようになります。
【3日前】この日も管理会社定休日。その間、妻は知識武装。
妻、知識武装
この日も管理会社は定休日のため、連絡はきません。
私たちは引き続きいろいろ調査をします。
妻は、
今の知識ゼロ状態だとカモにされるだけだから、知識武装しないと!
などと宣言し、Webや書籍で知識の武装を始めたようです。
名古屋市内のマンション高すぎ
お互いにいろいろ考える中で、
- 4LDKだと少し広すぎるかも?
- 3LDKくらいの新築マンションを名古屋市内で探すのもありかも?
という考えに至り、検索してみます。
……が、その案は脆くも崩れ去ります。
名古屋市内のマンション、高すぎます。我々の予算では到底手が出せません。かろうじて予算に近い物件を見つけても間取りは明らかに一人暮らし用。さすがに3人では狭すぎます。名古屋市内か市外かでそこまで違うものかと実感しました。名古屋でこれなので東京や大阪ではさらに高いのでしょう。
【2日前】管理会社に連絡。もう一部屋あることが判明。
ようやく管理会社の営業日。
連絡が来るよりも先に、妻が管理会社に電話し状況を確認します。
すると担当者の口から「おいくらの物件でしょうか?」との一言。
え?空きって一部屋じゃないの?他にもあるの?
確認してみると、ちょうどこの日に別のもう一部屋が売りに出されたとのこと。当初検討していた4LDKの部屋は実家の下の下の階でしたが、新たに出てきたのは3LDKで実家の下の階の部屋でした。予算を抑えたいというのと、3LDKくらいがちょうど良さそうという我々のニーズと見事に合致した形です。早速こちらの部屋も内覧予約をし、連絡を待つことに。
【前日】内覧に向けて知識武装。一夜漬けに励む。
この日の午前中、管理会社から連絡があり翌日に2部屋とも内覧できることに。
内覧を翌日に控えた妻はより一層知識武装に励みます。この日も書店を訪れ「中古マンション購入」の本と「住宅ローン」の本の2冊を購入。ちなみに購入したのはこちらです。
内覧時や管理会社への確認点や質問事項などをまとめるため、ほぼ一夜漬け状態で知識を叩き込みました。
【当日】内覧。即決。
内覧当日。
朝10:30から3LDKの部屋、11:00から4LDKの部屋を見せてもらうことになっていたので、我々は9:00くらいに同じマンションの上の階、要するに妻の実家に前乗りし作戦会議をしました。
ちなみにこの時点ではまだ管理会社に「同じマンションの上の階が実家であること」は伝えていませんでした。集合場所は1階エントランス。約束の10分前くらいにバルコニーから下を覗くと管理会社の担当者らしき姿が。彼らもまさか上から見られてるとは思っていなかったでしょう。
そんなこんなで1階エントランスで担当者と合流。名刺交換と概要の説明を受けて早速内覧に向かいます。この時点で「実は上の階が実家なんです」と伝えました。
3LDKの部屋は実家の4LDKとは間取りも異なり何だか新鮮な感じがしました。当然ながら4LDKよりは小さめですが、家族3人暮らすには十分だしちょうど良い広さでした。家主の方もとても感じの良い方でした。中古マンションの場合、前の住人の方がどんな方なのかも選ぶ際のポイントになり得ますね。
続いて4LDKの部屋へ。こちらは実感とまったく同じ間取りなので慣れ親しんだ間取りでした。部屋に物も少なくきれいに使われていて状態はとても良さそうな印象でした。
2部屋の内覧を終えた後、すぐ近くにある管理会社の営業所に場所を変え詳しい説明を受けます。我々の予算上の都合から3LDKの部屋で話を進めることに。建物のこと、周辺環境のこと、お金のこと、など様々な説明を受けました。妻も事前に準備していた「質問リスト」に沿って疑問点・不明点は確認していき一通りの説明が終わりました。
そこで妻から一言……
買います。
……即決です。
検討を始めてからたったの5日でマンションを購入しました。
ふつうマンションを買うときって、もっとじっくりじっくり時間をかけて検討し結論を出すものだと思います。もはや家電1つ買うくらいのスピード感でマンションを買っています。……いや、むしろ家電買うときでも5日以上は悩みます。
……まぁ何はともあれマンションを買いました。
本契約や引越しはもう少し先の話なので、まずはローン関連の手続きを進めていくことになります。
まとめ
以上、長々と書いてきましたが、これらたったの5日間での話です。
そしてお気付きかもしれませんが、上記の文中「妻が〜」がやたら目立つかと思います。それもそのはず、わずか5日間でマンションを購入してしまう決断力を持っているのは私ではなく妻です。私はむしろ優柔不断な方です。正直、私一人で考えたとしたら5日間でのマンション購入は99.9%あり得ません。……というか日本全国探して5日間でマンション購入する人は極めて少数だと思います。
ま、とは言えこれも何かの縁だと思います。言わずもがなですが今回のマンション購入に不安も後悔も微塵もありません。
以上、ウチヤマ家がマンション購入に至るまでの全貌をお届けしました。
今、まったくマンション購入など考えてもいないそこのあなた、5日後には契約書に印鑑を押しているかもしれませんよ。
……私がそうだったので。
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