家族3人でシンプルライフをおくるウチヤマ家です。
みなさんは車のタイヤ交換をするとき、どこにお願いしていますか?
タイヤ交換となると一回の出費も大きめ。できるだけ安く済ませたいですよね。
本記事ではタイヤ交換を安く済ませる方法をウチヤマ家の実例を交えながら紹介します。
目次
概要
まずは本記事の概要をお伝えしておきます。
- タイヤ交換を安く済ませたいなら「ネット購入+持ち込み」がおすすめ
- ウチヤマ家の場合、ディーラー見積もりよりも3万円も安くできた
- 最近では持ち込みタイヤ専門店があるので有効活用するべき
以上です。
それでは詳しく説明していきます。
タイヤ交換の基礎知識
まずはタイヤ交換についての基礎知識をご紹介。
……しようかと思いましたが本記事では割愛します(長くなりそうなので)。
車に詳しい方ならともかく、そうでない多くの方が疑問に思うのはこのようなことでしょうか?
- タイヤ交換時期の目安はどのくらいか?
- タイヤ交換はどのくらい費用がかかるか?
- タイヤ交換はどこに依頼するか?
ものすごくざっくりですがお答えしておきます。あくまで参考程度に。
Q. タイヤ交換時期の目安はどのくらいか?
A. 溝が2~3mmくらいになったら交換
Q. タイヤ交換はどのくらい費用がかかるか?
A. 「タイヤ代」のメーカー/モデル/インチ数によってピンキリ。「工賃」は工場や店舗によってまちまち。
Q. タイヤ交換はどこに依頼するか?
A. ディーラー/カー用品店/タイヤ専門店/ガソリンスタンドなどで依頼可能。それぞれ料金やタイヤの品揃えはさまざま
タイヤ交換について詳しく解説されたサイトはたくさんあるので、気になる方はぜひググってみてください。参考サイトのリンクを貼っておきます。
【タイヤ交換の決定版】業者の選び方から一般的な料金相場などの基本情報総まとめ
安く済ませる方法は「ネット購入+持ち込み」
本記事のメインの話題です。
タイヤ交換の費用は「タイヤ代」や店舗ごとの「工賃」によってさまざまです。大きめの出費となるのでできるだけ安く済ませたいですよね。
私がおすすめするのは「ネット購入+持ち込み」です。
ディーラーや用品店で交換してもらうより断然安く済ませることができます。
ネット購入とは?
言葉の通りAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入することです。タイヤのような大きな物をネットで買うイメージがあまりないかもしれませんが、多くの商品が販売されています。
【ネット購入のメリット】
- ディーラーや専門店で購入するよりも安く購入できる
- ポイントを獲得できる
- タイヤの種類が豊富
【ネット購入のデメリット】
- 自身で購入するタイヤを選ばなければならない(→タイヤに関してある程度の知識が必要)
- タイヤ交換作業をしてもらう場所を探す必要がある(→今回の場合はむしろメリット)
ディーラーや専門店で購入するよりも安く購入できる
ネット購入の大きなメリットはディーラーや専門店で購入するよりも数千円〜数万円も安く購入できることです。たいていの商品は店舗よりネットの方が安く購入できますよね。タイヤも同じです。
ポイントを獲得できる
ネット購入なら安く購入できる上に、ポイントも獲得できます。Amazonポイント、楽天ポイント、PayPayボーナスやTポイントなどです。タイヤ4本分となるとそれなりに大きな金額になるのでポイントも大量に獲得できるはずです。
タイヤの種類が豊富
タイヤの種類が豊富なのもメリットと言えます。ディーラーやカー用品店だと希望するタイヤの在庫がなかったり取扱ってない場合もあります。タイヤ専門店であれば多くのタイヤを取り揃えていますが、それでもネットの品揃えには及ばないでしょう。
持ち込みとは?
「持ち込み」とは、ネットなどで購入したタイヤを自身で店舗に持っていき、交換作業のみをお願いすることです。
最近では「持ち込みタイヤ専門店」というものがあります。タイヤはネット購入などを前提としていて、タイヤ交換作業のみを行う店舗です。
そもそも「タイヤ持ち込み」というのは店舗によってできる場所とできない場所があります。私の感覚ですが「タイヤ持ち込み」は店舗にとってはあまり歓迎されないイメージがあります。本来あったはずのタイヤ購入分の儲けがなくなるわけですからね。そのため、対応可能な店舗だとしても通常の工賃と比べて割高なのが一般的です。
「持ち込みタイヤ専門店」ならそのような心配は一切無用です。
ウチヤマ家のタイヤ交換
ウチヤマ家も最近、この「ネット購入+持ち込み」でタイヤ交換をしました。
詳しく紹介しますので、タイヤ交換を検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
【ウチヤマ家の車】DS5(DS Automobiles)
タイヤ交換から若干話が逸れますが、ウチヤマ家の車「DS5」について少しだけ紹介しておきます。
「DS5」はフランスの自動車メーカー・シトロエンが2011年に発売した5人乗り乗用車です。ハッチバックともステーションワゴンともミニバンともカテゴライズしがたい独特のボディ形状をした車です。Wikipediaでは一応「クロスオーバーSUV」としているようですが個人的にはSUVではないと思います。
2011年の発売以降、2016年にマイナーチェンジがありました。そのタイミングで「DS Automobiles(DSオートモビル)」というシトロエンの上級ブランドとして独立しました。シトロエンというブランド自体、日本では比較的マイナーなのでDSオートモビルというブランドの知名度はとても低いのではと思います。「トヨタの上級ブランドがレクサス」というのをイメージしていただければわかりやすいかもしれませんね。
ウチヤマ家のDS5はマイナーチェンジ後のモデルです。初期モデルとはフロントのデザインが大きく変わっていてエンブレムも「シトロエン」から「DS」に変更されています。
ちなみにフランスの前大統領オランド氏が就任パレードで乗っていたのもこのDS5(初期モデル)です。
出典:https://clicccar.com/2012/05/21/154899/
ついでに言うと、フランスの現大統領マクロン氏の就任パレードではDS Automobilesの上級SUV「DS7」に乗っていました。
出典:https://response.jp/article/2017/05/15/294724.html
以上、「DS5」の簡単な紹介でした。
それではタイヤ交換に話を戻します。
【タイヤ交換の理由】ヒビ割れのため交換必須
2020年7月、ディーラーで6ヶ月点検を受けました。点検の結果は概ね問題なかったのですが、タイヤについて「まだ溝は残っているけどヒビ割れがあるので、できるだけ早く交換した方がいい」と言われました。
その場でタイヤ交換の見積もりを出してもらったところ、「タイヤ代+工賃」で11万円とのこと。
内訳はこちらです。
- タイヤ代:1本あたり25,000円 ×4本 = 10万円
- 工賃:10,000円
……高いです。
ディーラーの説明としてはタイヤ交換で儲けは出すつもりはあまりないので、最大限安くしての価格とのこと。
なるほど……とはいえ、やはり高いです。
回答は一旦保留にして、まずは自分なりに調べてみることにしました。
【タイヤの候補】ミシュランかヨコハマか
メーカー見積もりの際に2つのタイヤが候補にあがりました。「ミシュランタイヤ」と「ヨコハマタイヤ」です。仕入れ値はほとんど同じ出そうなので、どちらを選んでも見積もりは同じでした。
ミシュラン PRIMACY 4
シトロエンはフランスのメーカーということもあり「ミシュランタイヤ」がメーカー純正となっています。ミシュランはみなさんご存知ですよね?
これです。
出典:https://www.michelin.com/en/
私が元々履いていたタイヤは「PRIMACY 3」というコンフォートタイヤです。
ミシュランのラインナップには「PILOTシリーズ」というスポーツタイヤがありますが、それはスポーツカーが履くような高性能タイヤで価格も高いです。一般的なユーザーがミシュランのタイヤで選ぶのであれば、コンフォートタイヤである「PRIMACYシリーズ」がいいでしょう。
今回の候補は「PRIMACYシリーズ」の最新モデル「PRIMACY 4」でした。
出典:https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-primacy-4
ヨコハマ BluEarth GT AE51
もうひとつの候補は「ヨコハマタイヤ」の「BluEarth GT AE51」というモデルです。こちらもミシュランの「PRIMACYシリーズ」同様、コンフォートタイヤという部類に入ります。
「GT」という名称が付けられていることもあり、コンフォートタイヤながら運転の楽しさも追求したというモデルです。走りの面でも楽しめるというのはとても魅力的です。ファミリーカーに乗っているけど、走りだって楽しみたい。そんなパパママにもぜひおすすめしたいモデルです。
出典:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_gt_ae51/
【購入したタイヤ】ヨコハマ BluEarth GT AE51
ディーラーでは回答を一旦保留にして帰宅した私。タイヤの種類や価格、交換工賃などをリサーチしました。結果、タイヤはネット購入が圧倒的に安いことがわかりました。まぁ前々からわかってはいたものの改めてリサーチしてみてもやはりその通りでした。
ミシュランかヨコハマか?
フランス車なので今回もミシュランで揃えたいという思いと、ミシュラン以外のタイヤも使ってみたいという思いがありましたが検討の結果、今回はヨコハマに決めました。
購入したのは「BluEarth GT AE51」の「225/50R17 98W」というサイズ。DS5のタイヤは17インチなのでこのサイズが適合します。
タイヤのサイズ表記
ちなみにタイヤのサイズの見方はご存知ですか?
少し話は逸れますがタイヤ交換においては大切な部分なので簡単に説明しておきます。下記、ヨコハマタイヤ公式サイトのページを参考にします。
出典:https://www.y-yokohama.com/product/tire/displaytorule/
(例)195/65R15 91H の場合
- 195:タイヤ幅 →225mm
- 65:扁平率 →50%
- R:タイヤ構造記号 →ラジアルタイヤ
- 15:インチ数 →15インチ
- 91:ロードインデックス(タイヤの最大付加能力) →ロードインデックス91=最大付加能力615kg
- H:速度記号(タイヤが走行できる最高速度) →H=210km/h
詳しい説明は下記参照です。
購入ショップ
PayPayモールの「フジタイヤ」で購入しました。
スマホは「Y!Mobile」を契約、インターネットは「ソフトバンク光」を契約している都合でPayPayモールでのポイント倍率が高いためよく利用しています(とはいえAmazonや楽天もよく利用しています)。
「フジタイヤ」はタイヤ・ホイールの専門店です。実店舗とネットショップの両方を展開しています。
下記がPayPayモールの購入履歴画面です。
タイヤ代は4本で74,400円(1本あたり18,600円)。ディーラー見積もりでは4本で10万円(1本あたり25,000円)だったので、これだけで約25,000円安くできました。
※購入時にはPayPay残高を3,400円分利用したので、合計金額は71,000となっています
しかもポイントも付きます。私の場合、4,600ポイント付きました。
- PayPayボーナスライト:3,112ポイント
- PayPayボーナス:34ポイント
- Tポイント:1,454ポイント
つまり、ポイント分まで考慮するとタイヤ代だけで約30,000円安くできたことになります。
【依頼した専門店】持ち込みタイヤ専門店 ピットステーション
ディーラー見積もりより30,000円も安く購入できたタイヤ。次はこのタイヤをどこで交換してもらうかです。
先述の通り、最近では「持ち込みタイヤ専門店」があります。「持ち込みタイヤ」などのワードで検索すれば多くの店舗が出てくるはずです。
私は「ピットステーション」という店舗にお願いすることにしました。
ピットステーションとは
愛知・岐阜・三重・静岡の東海エリアで7店舗を展開している持ち込みタイヤ専門店です。
検索結果の上位に表示されて知った店舗でしたが、知り合いの方が以前にお願いしたことがあるらしく評判も良かったため私もそこに依頼することにしました。
ちなみに私がお願いしたのは「ピットステーション 津島店」です。
出典:http://ps.sanyu1928.com/
料金
タイヤ交換作業の料金「インチ数」ごとに決まっています。
- 12〜14インチ:5,000円(税別)
- 15〜16インチ:6,000円(税別)
- 17〜18インチ:7,000円(税別)
- 19インチ:9,000円(税別)
- 20インチ:10,000円(税別)
- 21インチ:11,000円(税別)
- 22インチ:12,000円(税別)
私の場合は17インチなので7,000円(税別)、つまり税込で7,700円でした。
上記の価格で「脱着+組み換え+バランス+廃タイヤ処理+ゴムバルブ」などタイヤ交換のすべての作業が含まれているので、基本的にこれ以上の料金がかかることはありません。
依頼方法
依頼方法が3ステップです。
【ステップ1】好きなネットショップでタイヤを購入
【ステップ2】ネットショップでの購入時、送付先をピットステーション宛にする
【ステップ3】電話か予約フォームから購入したタイヤの情報を伝えて、作業日時を予約する
あとは予約した日時に車で店舗に向かい作業をしてもらう流れとなります。
ポイントは、ネット購入時に送付先をピットステーション宛にすることです。もちろん自宅に送付して当日自分の車に積んで運ぶことも可能ですが……大変ですよね。最初からピットステーション宛に送付すれば運んだり支度で保管する手間が省けてとても楽です。詳しくは下記のサービスページをご覧ください。
【作業当日】スムーズな対応で1時間ほどで交換完了
作業当日、予約した時間に店舗を訪れました。
届いているタイヤが間違いないかを確認したのち、早速作業開始です。
作業の間は店内で待っていればOKです。
サービス内容や料金、注意事項がありました。
作業は順調です。
こんな感じでちょうど1時間ほどで作業は完了しました。
支払いも事前に確認していた通り、7,700円(税込)でした。
無事「BluEarth-GT AE51」に交換することができました。
【かかった費用】77,500円
以上が今回のウチヤマ家のタイヤ交換です。
かかった費用をまとめます。
- タイヤ代:74,400円(4,600ポイント付与)
- 工賃:7,700円
ポイント分を考慮すると、実質77,500円でタイヤ交換できました。繰り返しになりますが、ディーラー見積もりが11万円だったので、32,500円くらい安く済んだことになります。
おわりに
「ネット購入+持ち込み」で32,500円もお得にできたウチヤマ家。
自分でタイヤを探したり、店舗を探して予約を入れたりと多少の手間はかかりますが、それさえ惜しまなければ大幅に安くできます。
今後タイヤ交換の予定がある方はこの「ネット購入+持ち込み」をぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
タイヤ購入の際は、サイズ確認が必須です。自身の車が今使っているタイヤのサイズを調べてぴったり適合する商品を購入するようにしましょう。
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